阪神・高寺と門別が春季キャンプMVPに選出
2025年3月1日、沖縄・宜野座村で行われていた阪神タイガースの春季キャンプが閉幕しましたこのキャンプでは、藤川球児監督(44)が高卒5年目の内野手・高寺望夢(22)と、同3年目の投手・門別啓人(20)を若手選手の投打MVPに選ぶことを発表しました
高寺選手の成長を称賛
高寺選手は、走攻守三拍子が揃った選手として監督から高い評価を受け、「糸井っぽい」と表現されましたこれは、阪神のスペシャルアンバサダーである糸井嘉男氏(43)にちなんだもので、高寺選手の独特のキャラクターやプレースタイルが期待されていることを示唆しています
複数ポジションの挑戦
藤川監督は、就任後初めての春季キャンプで「複数ポジション制」をテーマに掲げ、その目標に合う高寺選手をMVPに選びました選考基準には「主力選手を除く」という条件が含まれ、若手選手を重視した選考が行われました
高寺選手は内外野を守る能力を示し、キャンプ中に一塁、二塁、三塁、左翼、中堅、右翼という6つのポジションで実戦経験を積みました
打撃成績と今後の期待
春季キャンプ中に行われた紅白戦や1軍対外試合で、高寺選手は打率.500(12打数6安打)を記録しましたその打撃力に加え、代打や代走、守備固めとしての役割を果たせる可能性が見えており、彼の成長を後押しする言葉が藤川監督からも贈られました
「控えからスタートした選手は多く、様々な経験を経てレギュラーになっている」という発言は、若手選手にとっての励みになることでしょう
高寺選手の反応
高寺選手は藤川監督からの評価を受け、「マジっすか糸井さんって言われてうれしいっす
目標の選手なので」と応えました
また、昨年度は野手MVPに選ばれた前川選手がブレークしたことを振り返り、「そういう流れがあるなら、僕も流れに乗りたい」と意気込んでいます
高寺選手の魅力は、その運動能力の高さと個性にあります
「リトル糸井」とも称される彼の成長は、今季の阪神タイガースにとって必要不可欠な戦力となるかもしれません
今回の阪神タイガースの春季キャンプで、高寺選手と門別選手がMVPに選ばれたことは、チームの若手選手が将来的に重要な役割を果たすことを期待させるニュースです。特に高寺選手は「リトル糸井」としての個性を持ち、さまざまなポジションで活躍できる能力があるため、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 春季キャンプとは?春季キャンプは、プロ野球チームがシーズン前に行う練習合宿のことを指します。この期間中、選手たちは新たな技術を磨いたり、チームの戦略を確認したりします。
- MVPとは?MVPは「Most Valuable Player」の略で、最も価値のある選手に与えられる称号です。選手の活躍や貢献度を評価する際に使われます。
- 複数ポジション制とは?複数ポジション制は、選手が一つのポジションだけでなく、複数のポジションを守ることを許される制度のことです。これにより、選手の versatility(多才さ)が試されることになります。

