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ロッテの西川、練習試合でプロ初ホームランを放つ

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◇練習試合 ロッテ3―1韓国・ロッテ(2025年2月28日 都城)ロッテのドラフト1位選手、西川史礁外野手(21=青学大)が28日、韓国・ロッテとの練習試合で「1番・右翼」として先発出場し、初回に先頭打者ホームランを記録しました

これがプロ入り初ホームランであり、春季の1軍対外試合では12球団の新人1号にもなりました

今シーズン、対外試合では8試合で打率・360、1本塁打、4打点を記録し、開幕スタメンに向けて着実にアピールを続けています

試合が行われた都城の空に響いたその衝撃音は、オープニングの印象を強く残しました

打球は失速することなく、左中間フェンスを悠々と越えていきました

相手ベンチからも感嘆の声が漏れ、拍手が巻き起こる中でダイヤモンドを回る西川は、「自分の打撃で流れを持ってくるように意識した

高めの直球を負けることなく振り抜けた」と、自信満々の表情を浮かべました

西川は今春の対外試合では初めてリードオフマンとして起用され、相手は23年WBC韓国代表の右腕・朴世雄(パク・セウン)でした

2ボールのカウントから投じられた高めの直球を逃さず、見事にファーストスイングで仕留めました

「確実性こそが、これから上の舞台で求められる重要な要素

1球をしっかり仕留められたことは、自信に繋がると思います」とその手応えを語りました

当初は主に3番で起用されてきた即戦力ルーキーは、慣れない打順での成功を収めただけでなく、右翼守備でも実力を発揮しました

5回には右中間寄りの打球を優れたポジショニングで好捕し、打たれていた先輩選手を励ます一幕も見られました

攻守両面でのパフォーマンスが期待されている西川ですが、5回1死三塁の場面では遊ゴロに倒れ、打点を挙げられなかったことに対して、吉井監督は「外野フライ(犠飛)を打てないところは、プロ選手としての課題」と厳しい指摘をしました

今春の対外試合における成績は、打率・360、1本塁打、4打点

無安打に終わった試合の後も必ず安打を放つ姿勢を見せる西川は、落合博満や井口資仁がつけていた背番号6を受け継ぎ、その修正能力も光っています

目標とする開幕スタメンに向け、今後の2試合で結果を残せるよう、「やるべきことを全うし、また結果につながれば」と意気込みを語りました

慢心せず次戦に臨む若き打者に、今後のさらなる活躍が期待されます

今回の西川選手の活躍は、期待以上のパフォーマンスであり、開幕スタメンに向けた重要な一歩です。特に、リードオフマンとしての役割を果たし、チームに勢いをもたらした点が注目されます。課題も残りますが、今後の成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • リードオフマンとは?:試合の開始時に打順の最初に立つ選手を指します。これにより、チーム全体の流れを良くする役割があります。
  • 打率とは?:選手のヒット数を打数で割った数字で、選手の打撃成績を示す指標です。高いほど良い成績を意味します。
  • 外野フライとは?:外野手の守備範囲へのフライボールのことを指します。犠牲フライという特定の状況で使われることがあります。

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