ソフトバンク杉山、オープン戦で無失点投球を披露

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◆球春みやざき・ソフトバンク7―13西武(1日、宮崎アイビー) 福岡ソフトバンクホークスの杉山一樹投手(27)が、オープン戦の一環として行われた西武戦で、その順調な仕上がりを示した

杉山は5番手として登板し、1イニングを無失点、2奪三振と好投を見せた

中継ぎとしての役割を担う杉山にとって、開幕一軍入りがほぼ決定的とされる状況であり、「まだまだアピールする立場なので、ゼロで抑えられてよかった」と自らの投球を謙虚に振り返った

試合では7回からの登板で、先頭打者の柘植にはフォークボールで空振り三振を奪った

その後、仲田に左前打を許したが、続くモンテルには高めの釣り球で再び空振り三振を記録し、西川は中飛に打ち取った

杉山の最速155キロのストレートが記録され、小久保裕紀監督も「杉山は心配していない」とその成長を信頼している様子がうかがえた

昨シーズンはチーム最多である50試合に登板し、防御率1.61を記録した杉山は、オフシーズンには特にカーブの質の向上に取り組んでおり、今シーズンもさらなる進化を目指す

「防御率は昨年よりも低くしたい」と意気込みを語り、宮崎春季キャンプでの調整が着実に進んでいることを報告した

「やるべきことは変わらない

それを継続したい」と、自身の成長を見据えた落ち着いたコメントを残した

さらに、杉山は日本代表の一員として、5、6日に京セラドーム大阪で予定されているオランダとの強化試合にも出場予定である

「(他球団の)投手と話す機会は楽しみ

決め球の投げ方を聞いてみたい」と語り、国際舞台での経験を通じた成長に期待を寄せている

今回の杉山投手の活躍は、シーズンに向けた期待感を高めるものとなりました。昨年の成績も優れていますが、オフに取り組んだカーブの質向上がどのように発揮されるか注目です。また、オランダとの強化試合を通じて、国際舞台での経験を積むことが、さらなる成長につながることを期待しています。
キーワード解説

  • 無失点とは?:無失点とは、ピッチャーが相手チームに得点を許さないことを指します。投手の成績や信頼性を測る重要な指標です。
  • 防御率とは?:防御率は、投手がどれだけ相手打者に得点を許したかを表す数値で、低いほど優れた成績を示します。
  • フォークボールとは?:フォークボールは、落ちる軌道を持つ変化球で、投手が打者を惑わせるためによく使います。
  • 三振とは?:三振は、打者が振ってもボールに当たらず、アウトになることを指します。投手にとっては大きな成果です。

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