巨人・トレイ・キャベッジ、オープン戦での初打席で喜びの二塁打を放つ

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巨人の新外国人選手トレイ・キャベッジが、3月1日に東京ドームで行われたヤクルトとのオープン戦において、『5番・ライト』としてスタメン出場し、初打席で安打を放ちました

この試合はキャベッジにとって初めての東京ドームでの試合となりました

彼は試合前、緊張と期待が入り混じった心境を明かし、『結果的に良いヒットになって、本当にホッとした』と喜びを語りました

キャベッジは、0-0の状態で迎えた2回無死走者なしの場面で、先発投手高橋奎二が投じた147キロのストレートをスイングし、三塁手である村上宗隆のグラブを弾く二塁打を放ちました

この打席について、キャベッジは『自分は力強さとボールを強く打つ能力がある方なので、良い打席を積み重ねて、しっかり打てるように心がけている』と振り返りました

オープン戦でこれまでにキャベッジが放った3本の安打はいずれも逆方向からのものであり、これに関しても『逆方向に打球が行くことはかなり意識している

バットの軌道がよい証しなので、引き続き頑張りたい』と力を込めました

日本のプロ野球は現在、ピッチクロックを導入しておらず、試合時間が長くなることが予想されますが、キャベッジは『自分のルーティーンにはあまり影響はない』とし、リラックスしたプレーを維持できていることを強調しました

また、この日キャベッジはライトの守備にもつきました

ドーム球場での経験はなく、屋根付きの環境に適応する必要があると感じているようで、『調整しないといけないが、引き続き適応できるように頑張りたい』と述べました

岡本選手の後を打つ5番打者としての期待が寄せられており、今後の活躍が注目されます

取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗今回のキャベッジ選手の初打席での安打は、彼の日本プロ野球に対する適応の第一歩であり、彼のプレースタイルと日本の野球文化の違いについても注目が集まります。逆方向に打つことを意識している点が、彼の思考と技術を伺わせます。さらなる成長が期待される選手です。
キーワード解説

  • キャベッジとは?トレイ・キャベッジは巨人に新加入した外国人選手で、主に中堅手や外野手でプレーする。
  • オープン戦とは?プロ野球のシーズン前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦力確認を目的としている。
  • 逆方向とは?打球が打席に立った側ではなく、反対側に飛ぶことを指し、データ上で打者の力強さや技術を示す。
  • ピッチクロックとは?投手が投げるまでの制限時間を示す時計で、試合のテンポを早めるために導入されることが多い。

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