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阪神・近本光司選手が「初回得点」にこだわる理由とは?

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阪神タイガースの近本光司外野手(30)が、スポーツニッポンの独占インタビューに応じ、今シーズンの目標と自らの打撃スタイルについて語った

藤川球児監督(44)から1番打者を任されている近本選手は、初回得点に強いこだわりを持っていることを明かした

昨シーズン、チームの初回得点はリーグで5位の57得点にとどまっており、近本選手はここを改善したいと考えている

近本選手は、3番や4番打者も経験したことで、1番打者の重要性をより深く理解したと語る

「プレーボール直後における1番打者の役割は、チームにおいて非常に大きい」と続け、出塁することでチームの流れを作ることの重要性を強調した

また、通算1000安打まで残り67本の状況についても言及

2年前から実施している自身のルーティン、特に素振りの重要性についても強調した

近本選手は「力みが良くない」とし、練習では70%から80%の力を出すことを意識し、試合時には120%の力を出せるようなタイミングを取ることの重要性を説いた

インタビュー中、特に注目すべきは、近本選手が効率的な素振りを重視している点だ

「素振りはシーズン中も続けており、タイミングを合わせるためには非常に重要」と考えている彼は、リアルタイムで自分のスイングを分析し、修正を行うことによって、理想の打撃に近づけると述べた

「タイミングが合わなければ、理想とするスイングを実現できない

素振りを通じてその感覚を養っていきたい」と語る近本選手の姿勢は、野球の基礎を大切にする姿勢が現れている

春季キャンプでも、間近で見ている報道陣やファンの視界には入らない室内で黙々と素振りに励む姿が印象的であった

アマチュア選手へのアドバイスとして「タイミングが最も大切」とにこやかに答えた近本選手

152km/hの速球にも対応できるよう、日々努力していることが感じられた

近本選手のインタビューを通じて、彼が素振りの重要性を強調していることが印象的だ。野球において基本的な部分である素振りを重視する姿勢には、彼自身の経験から導き出された貴重な意見が多く含まれている。特に、タイミングの大切さについての説明は、多くの若い選手にとっても大いに参考になるだろう。
キーワード解説

  • 出塁とは?: バッターがヒットや四球で塁に出ることを指します。出塁が増えるとチームの得点チャンスが広がります。
  • 素振りとは?: 打撃の基本的な練習方法で、実際にボールを打たずにスイングの練習をします。スイングの感覚を身につけるために重要です。
  • タイミングとは?: バッターボックスで投手が投げたボールに対して、打者がスイングする瞬間を指します。タイミングが合うと、より良い打撃ができると言われています。

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