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ヤクルト・奥川、今季初登板で好投 開幕ローテ入りへ前進

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◇2軍練習試合 ヤクルト1ー1巨人(2025年3月1日 ジャイアンツタウン) 東京ヤクルトスワローズの若きスター、奥川恭伸投手が3月1日に行われた2軍練習試合に先発登板し、今季初めて実戦のマウンドに上がりました

この試合は、巨人の新球場開業の記念試合でもあり、奥川にとって特別な意味を持つ一戦となりました

好投でアピール

奥川投手は、2回を投げて2安打無失点と安定したピッチングを披露しました

初回には先頭のオコエ選手に対して直球を右前に運ばれる場面もありましたが、クイックモーションを用いて走者を置いた状況でも対応できるなど収穫もありました

クイックモーションとは、ランナーがいる状況で投球動作を素早く行う技術のことで、塁ランナーを盗塁させないために重要な技術です

自己最速に迫る

さらに、奥川は自己最速にあと2キロと迫る153キロを計測し、「(テーマは)自分の球を投げること

スピードが出ているのは凄くいいこと」と充実した表情で投球内容を振り返りました

自己最速は、投手にとって重要な指標であり、急速が向上することは自身のパフォーマンス向上につながります

軽傷からの復帰に意気込み

なお、奥川は2月18日のロッテとの練習試合の直前に下半身の違和感を訴えて登板を回避していましたが、幸いにも軽傷で済みました

「もちろん開幕に間に合わせるつもりでやっている」と、今後の復帰に向けた強い意志を見せています

奥川選手の今季初登板は、彼が今後のシーズンに向けて自信を持って臨んでいることを示しています。軽傷からの復帰も果たし、開幕ローテーション入りが期待される中、彼のパフォーマンスに注目が集まります。
キーワード解説

  • クイックモーションとは?ランナーがいる時に素早く投げる技術です。
  • 自己最速とは?自分が過去に投げた中で最も速いボールのことを指します。

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