オリックス・バファローズの関連記事

オリックス・平野佳寿、キャンプで新投球スタイルを披露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オリックス・平野佳寿投手(40)が春季宮崎キャンプで新たな投球スタイルを披露し、期待を集めています

平野投手は「ツーシーム」という新しい球種の習得に挑戦しており、キャンプ中は毎日の練習でツーシームと変化球に特化した訓練を行っています

ツーシームとは、ボールの回転を特定の角度でかけることによって、打者に対して横に動くように投げることで、空振りを奪う効果があります

この球種は主にストレートと変化球の中間に位置し、さらに投手の技術によって打者を惑わせる力があります

春季キャンプでは、キャッチボールやブルペンでの投球は直球を避け、ツーシームと変化球のみを使う戦略を採用

初めての実戦形式となった2月22日のライブBPや28日の韓国ロッテ戦でも新球を試し、その切れ味や精度を向上させていることが確認されました

特に、ツーシームを投げる際には、腕の角度を少し下げるという微調整も行い、「コントロールできて投げられている」という手応えを感じている様子です

昨季は守護神としての役割を担ったものの、右肘の不調からシーズン序盤に戦線離脱

2021年以降のシーズンでは自己最少の12試合の登板にとどまった経験が影響しており、平野投手は「変わらないとダメだなと思った」と語っています

その思いを胸に、今季は例年以上の覚悟を持って臨むことを決意しています

平野投手は「僕のポジションが決まっているわけじゃない

しっかりアピールしてチャンスをつかみたい」とコメントし、若手選手たちと同じように競争を続けていく姿勢を見せています

NPB通算250セーブに王手をかけている彼は、守護神の座を取り戻すために結果を残し続けることを誓っています

平野投手の新たな挑戦は、チーム内外からも注目を集めています。特に、不調からの復帰を目指し、新しい球種の習得に取り組む姿勢は感動的です。若手選手との競争も激化する中で、彼がどのような成長を見せるかが期待されます。
キーワード解説

  • ツーシームとは?ボールの回転を特定の角度でかけることで、打者に対して横に動くように投げる球種で、空振りを奪う効果があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。