声明は、立浪氏が昨年12月に契約を結んだ有限会社オフィスビバーチェ（愛知県名古屋市）の代表取締役社長、樋口陽介氏の名義で発表されました
誹謗中傷への対応
声明では、「SNS、匿名掲示板、インターネット記事などで立浪和義への誹謗中傷、虚偽の情報、憶測および事実無根の投稿、プライバシーを侵害する投稿などが見受けられるようになっております」と、最近の状況を説明していますこのような投稿は、立浪氏の信用を毀損し、さらにはプライバシーを侵害する行為にあたるとされています
法的措置の具体的な内容
具体的には、脅迫罪や名誉棄損罪、業務妨害罪など、法律に基づいた刑事告発を行うことが明言されていますまた、民事上の不法行為責任も追及する意思が示されており、立浪氏および関係者は、インターネット上での違法な言動に対して断固たる措置を実施する準備があることを強調しています
実際の対応策
その一環として、対象となるアカウントのブロックや凍結申請、発信者情報開示請求を行い、法律に従って適切な対応を取ることが示されていますこれにより、誹謗中傷を行った者に対して公開することも含まれています
立浪氏の経歴と影響
立浪氏は2022年から2024年までの間、中日ドラゴンズの監督を務め、多くのファンに支持されてきましたこうした事態は、スポーツ界における選手や監督への誹謗中傷が常態化している現状を浮き彫りにしています
立浪氏が法的措置を取ると発表したことは、誹謗中傷や虚偽の情報が問題視される中、スポーツ界の選手や監督が直面している厳しい現実を反映しています。選手のプライバシーや名誉を守るためには、このような立ち上がりが重要です。今後、他のスポーツ関連の人物もこうした問題にどう向き合うのか注目されます。
ネットの反応
立浪和義氏がSNS上での誹謗中傷に関して法的措置を講じるとの発表があったことに対し、ネット上では多くのコメントが寄せられました
コメントの多くは、誹謗中傷に厳しく対処すべきだという意見や、選手への理解を求める内容となっています
一部のコメントでは、球団が選手を守るために法的措置を取る必要があるという意見が強調され、団体や企業が取り組むべきであるとの指摘がありました
また、誹謗中傷を行うこと自体が問題だとの認識が広がっており、自らの発言に責任を持つ必要性が強調されています
誹謗中傷の発言者に対しては、顔や名前を出しての賠償請求を行うべきだという意見もあり、コメント欄には、そういった行動がなぜ行われていないのかという疑問が寄せられていました
加えて、「批判であれば良い」という声も見受けられましたが、匿名性を利用した発言が許される現状はおかしいとの意見もありました
また、一部のコメントには軽いジョークや応援の声もあり、誹謗中傷ではなく、選手たちの活躍を期待する意見も散見されました
全体的に、選手を守るための法的措置を求める声が多く、誹謗中傷をなくしていくための行動が求められる現状が再確認されました
ネットコメントを一部抜粋
球団の一員として仕事をしてて、それに対して誹謗中傷してくるのに対応するのは球団の仕事と思うので、どこの球団も球団関係者に対する誹謗中傷に対しては断固として法的措置を取っていくべきだと思う。
誹謗中傷は どんどんやりましょう。情報開示請求や、告訴など法的にね。厳しくやりましょう。
こういうのはどんどん法的措置をおこない、ポーズだけでなくしっかり賠償を払わせて顔も名前も晒してやらないとずっと無くならないと思う。
選手会も誹謗中傷やそれを煽るようなことに関しては話題に出すぐらいですし、もし自分が誹謗中傷されたらとか考えてコメントをする必要があると思います。
ネット上の誹謗中傷は限られた数%の人によって行われているとのデータがあります。
キーワード解説
- 脅迫罪とは？：他人に対して危害を加えることをほのめかす行為で、法律で罰せられる犯罪です。
- 名誉棄損罪とは？：他人の名誉を傷つける事実を公然と述べる行為を指し、処罰の対象となります。
- 業務妨害罪とは？：他人の業務を妨げる行為を指し、故意に他人のビジネスを妨害することが法律で罰せられます。
