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楽天・辛島航投手、オープン戦で好投し開幕ローテ入りへアピール

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◇2日 オープン戦 楽天0―2広島(岡山・倉敷) 楽天の34歳左腕、辛島航投手が広島とのオープン戦に先発し、3イニング、50球を投げて3安打無失点という素晴らしい成績を残しました

これは、彼が開幕ローテーション入りを狙うための静かなアピールとも言えます

辛島選手は、軟投派として知られています

この日の試合では、3つの三振を奪ったうちの2つは見逃し三振でした

彼は「たまたまストライクだった

両サイドを狙って常に投げて、それを振るか見逃すかは分からないんで

結果的にいいところに投げられた」と淡々と振り返りました

コントロールの良さ

球のコントロールについて辛島選手は「比較的良かったんじゃないかなと思う

先にストライクを取れていたし、いいところでストライクを取れた」と納得した様子で話しました

この日の最速は138キロで、「急に160キロとかは投げられないので、自分のやれることを徹底して、それを試合でどれだけ出せるか」と熟練の投球術に更に磨きをかけているとのことです

他選手の動向

この日は、元同僚で今季から巨人に加入した田中将大投手がヤクルトとのオープン戦で2イニングを無失点で抑えるなど好投しました

彼は新天地で投球フォームを修正したことを報道陣に指摘され、「魔改造成功ですか

球は速くなってました?」と逆質問するシーンがありました

辛島投手の現状

辛島選手はプロ17年目を迎えましたが、昨季は左肩の痛みの影響で1軍登板がありませんでした

しかし、昨年まで2軍監督を務めていた三木監督からは「去年の1年間、ファームで黙々とリハビリしている姿を見ていたから

マウンドで投げている姿を見ると、いろいろと思うことがある

期待しているし、チームの力になってもらいたい」と激励されたといいます

辛島航投手のオープン戦での好投は、彼の復活を印象付けるものでした。昨シーズンは肩の怪我に悩まされ、1軍登板がなかった彼が、このようなピッチングを見せることは、チームにとって大きなプラスとなるでしょう。特に、彼が自分の投球スタイルを貫きつつも安定性を求める姿勢は、多くのファンに希望を与えるものです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球チームがシーズン開幕前に行う試合のことです。選手の調整や新しい戦術を試す場として重要です。
  • 無失点とは?無失点とは、投手が相手チームに得点を許さなかったことを意味します。特に重要な成績であり、投手の力を示す指標です。
  • 軟投派とは?軟投派とは、速球主体ではなく、変化球を多く使う投手のことです。コントロールや配球が求められるため、経験が重要となります。

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