この放送では、彼が日本ハムで投手コーチを務めた後、筑波大学大学院に進学してコーチング理論を学んだ経緯を語った
吉井監督は、俳優の藤木直人がパーソナリティを務めるこの番組で、ロッテの沖縄・石垣島キャンプで対談を行った
吉井監督は、近鉄とヤクルトで投手として活躍した後、アメリカメジャーリーグでもプレーした経験を持つ
2007年に現役を引退した後は、日本ハムの投手コーチを2008年から2012年までの間務め、その後筑波大学大学院でさらにコーチングを学んだ
藤木からコーチングの勉強について尋ねられると、吉井監督は「コーチになった時には何をするべきか全く分からなかった」と正直に打ち明けた
コーチングに関して「始めた時、自分が現役時代に受けた良かったことと悪かったことを書き出すと、良かったことがほとんどなく、悪いことばかり出てきた」と話し、藤木を笑わせた
吉井監督はその後、コーチとしての自分を成長させるために勉強しようと決意した
さらに、コーチングとは「コーチ発信で教え込むのではなく、選手一人一人がどう考え、感じているのかをしっかりと聞くことが重要」と述べ、選手とのコミュニケーションの大切さを強調した
彼は「選手が自発的にやりたいと思えるように導くことが、コーチとしての役割である」と語り、その重要性を語った
吉井監督が描くコーチング理論は、選手の感情や意見を尊重するものであり、従来の教え方とは一線を画す。選手が自らやる気を持って取り組むことで、パフォーマンスが向上するという視点は、これからのコーチングにおいて非常に重要だと感じた。
キーワード解説
- コーチングとは?コーチングとは、選手に対して指導やサポートを行う技術や方法論のことです。コーチングはただ教えるだけでなく、選手の意見や感情を理解し、コミュニケーションをとることが重要です。
- モチベーションとは?モチベーションとは、人が何かをしようとする意欲や動機のことです。選手が自ら積極的に取り組むことで、パフォーマンス向上にもつながります。