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楽天ドラフト1位・宗山選手、オープン戦で好調を維持

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◇オープン戦 楽天0―2広島(2025年3月2日 倉敷) プロ野球オープン戦で、楽天のドラフト1位選手である宗山選手(明大)が広島との対戦に途中出場し、見事に左前打を放った

宗山選手は7回に、広陵高校の1学年先輩であり今シーズン注目されている河野投手が投げた145キロの直球を捉え、自己の打撃力を証明する結果となった

そして宗山選手は「打ちたい気持ちはもちろんあった

ストレート勝負してくれたのでうれしかった」と試合後に感想を述べた

正遊撃手の座を競っている村林選手に先発の座を譲ったものの、途中出場ながらしっかりと結果を残し、対外試合では3試合連続安打を達成した

これまでの9試合に出場し、22打数9安打の成績を収め、打率は驚異の.409をマークしている

この試合が行われた岡山では、故郷の広島に近いこともあり、宗山選手の親しい関係者が多くスタンドに集まっており、100人以上のファンが温かく見守っていた

宗山選手はその中に、かつて所属した三良坂少年野球クラブの後輩も含まれ、「自分を見て野球選手になりたいと思ってもらえれば、凄くいいこと

一生懸命な姿やいいプレーを一人でも多くの子供たちに見てもらいたい」と語った

さらに、オープン戦を見守った宗山選手の両親も注目の的だった

父・伸吉さんと母・香代さんはスタンドにおり、息子の活躍を温かく支えていた

伸吉さんは「新鮮ですね

皆さんの迷惑にならないようにやってほしい」と笑顔でコメントした

また、守備に関しても「バッティングよりも守備の方がドキドキします

シーズンに入ったらもっとプレッシャーがかかる」と話し、この新たな試練の始まりをヒシヒシと感じている様子だった

宗山選手のオープン戦での活躍は、今年のプロ野球シーズンに期待が持てる材料となっています。特に、強力な打撃成績を収めている点は注目すべきで、ファンや関係者からの支持も大きいことが伺えます。さらに、故郷の人々の応援を受け、選手としての成長を感じられる試合は、今後のシーズンへの良いエネルギーになることでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは? プロ野球におけるオープン戦とは、シーズン前の練習試合のことで、選手の調整や新戦力の実力を確認する場となります。
  • 打率とは? 打率は、選手が打ったヒットの数を打数で割った数値で、その選手の打撃能力を示す重要な指標です。
  • ストレートとは? ストレートは投手が投げる球種の一つで、速球とも呼ばれ、バッターにとって最も基本的かつ重要な球になります。

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