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広島ドラフト1位・佐々木がオープン戦で2安打、勝利に貢献

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◇オープン戦 広島2―0楽天(2025年3月2日 倉敷) 広島東洋カープのドラフト1位選手、佐々木(青山学院大学)は、オープン戦において勝利を呼び込む2安打を放ち、注目を集めた

前日の試合では「7番・三塁」として出場し、無安打に終わったが、この日は一転して「7番・右翼」で先発出場

3回にはメジャーリーグデビュー戦で記録する1軍初安打を右前へ運ぶと、同点のまま迎えた9回には無死一塁で中前打を打ち、後輩の高木選手の決勝犠飛の起点ともなった

「昨日は打席の中で力みがあったので、意識的な部分を少し変えて

それが2本につながったかな…と」と述べ、精神面での改善が結果に寄与したことを語った

前日には緊張から3回フライアウトで無安打に終わっていたが、青学大の先輩で楽天の主将、中島選手から「早く打てよ」とのハッパを受け、内野の間を強く抜ける打球を意識することが功を奏したようだ

また、5回からは中堅手としての守備にも挑戦し、無難にこなす様子も見受けられた

佐々木選手は「最初は秋山さんが凄く声をかけてくださった

先輩方のプレーを見ながら上達していければ」と感謝の気持ちを表した

新井監督は「昨日より落ち着き、リラックスして打席に入っていたように見えた

外野は様々な可能性を探し、準備をしておきたいということなので」と彼の成長を期待している様子だった

今回のオープン戦における佐々木選手の活躍は、期待されたドラフト1位選手としてのプレッシャーを乗り越えつつある証拠と言える。彼の発言からは、試合に臨む姿勢の変化といった成長が見て取れ、今後のさらなる成長に期待がかかる。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:プロ野球がシーズン前に行う試合で、選手の調整やチーム力の確認を目的としている。
  • 1軍初安打とは?:選手がプロとしての一軍(主に試合に出るための最上位のチーム)で最初にヒットを打つことを指す。
  • 犠飛とは?:バッターが打ったボールがフライになり、それに伴ってランナーが得点することを指し、得点をもたらす役割を持っている。

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