前日の試合では「7番・三塁」として出場し、無安打に終わったが、この日は一転して「7番・右翼」で先発出場
3回にはメジャーリーグデビュー戦で記録する1軍初安打を右前へ運ぶと、同点のまま迎えた9回には無死一塁で中前打を打ち、後輩の高木選手の決勝犠飛の起点ともなった
「昨日は打席の中で力みがあったので、意識的な部分を少し変えて
それが2本につながったかな…と」と述べ、精神面での改善が結果に寄与したことを語った
前日には緊張から3回フライアウトで無安打に終わっていたが、青学大の先輩で楽天の主将、中島選手から「早く打てよ」とのハッパを受け、内野の間を強く抜ける打球を意識することが功を奏したようだ
また、5回からは中堅手としての守備にも挑戦し、無難にこなす様子も見受けられた
佐々木選手は「最初は秋山さんが凄く声をかけてくださった
先輩方のプレーを見ながら上達していければ」と感謝の気持ちを表した
新井監督は「昨日より落ち着き、リラックスして打席に入っていたように見えた
外野は様々な可能性を探し、準備をしておきたいということなので」と彼の成長を期待している様子だった
今回のオープン戦における佐々木選手の活躍は、期待されたドラフト1位選手としてのプレッシャーを乗り越えつつある証拠と言える。彼の発言からは、試合に臨む姿勢の変化といった成長が見て取れ、今後のさらなる成長に期待がかかる。
キーワード解説
- オープン戦とは?:プロ野球がシーズン前に行う試合で、選手の調整やチーム力の確認を目的としている。
- 1軍初安打とは?:選手がプロとしての一軍(主に試合に出るための最上位のチーム)で最初にヒットを打つことを指す。
- 犠飛とは?:バッターが打ったボールがフライになり、それに伴ってランナーが得点することを指し、得点をもたらす役割を持っている。