田中将大投手が東京ドームで移籍後初登板、無失点ピッチングを披露
2025年3月2日、東京ドームで行われたオープン戦にて、楽天から巨人に移籍した田中将大投手（36）がヤクルトとの試合で先発登板し、移籍後初の東京ドームでの試合ながら2回を無失点に抑える好投を見せました田中投手は同じく小学校時代のチームメートである坂本勇人内野手（36）と共に巨人で初めて同時出場し、ファンの期待が高まる中、見事なスタートを切りました
巨人の阿部慎之助監督（45）は「（開幕ローテーションに）入れているつもり」と語り、田中が〝サンデーマー君〟として今後も日曜日の登板を重ねる見込みであることを示唆しました
田中は登板後、「無事に終わり、ゼロで抑えられたことが良かった」と述べ、特に主力打者に対する投球が評価されました
この日、最速145キロを記録した彼は、直球で主軸を押し込み、結果的に打者に近いところでリリースを行うことができたため、長打を防ぐことに成功しました
この投球は、久保巡回投手コーチが指導する「魔改造」と称されるフォーム改良の賜物とも言えます
田中投手の次の登板予定は、甲子園で行われる阪神との対戦で、3回から4回を投げる予定です
また、契約先のカブスとのプレシーズンゲームも控えており、順調に進めば30日に行われるヤクルトとの開幕第3戦で先発する可能性も浮上しています
田中将大投手の東京ドーム初登板での無失点ピッチングは、過去の栄光を再現するための一歩として評価されています。特に、彼が小学校時代からのチームメートである坂本選手と同時出場したことは印象的であり、ファンにとっても特別な瞬間となりました。また、フォームの改良により、進化した投球内容が期待感を高めています。
キーワード解説
- 移籍とは？移籍とは、選手があるチームから別のチームに移ることを指します。特にプロスポーツではシーズンごとに選手の所属が変わることが一般的であり、契約交渉によってチームが決まります。
- オープン戦とは？オープン戦とは、プロ野球において公式戦が始まる前に行われる試合のことで、選手の調整やチーム力の確認を目的としています。これにより選手起用の際の判断材料が得られます。
- 先発ローテーションとは？先発ローテーションとは、各試合で先発登板を行う投手の順番を決めることを指します。通常は5人から6人の投手がローテーションを組み、毎日異なる投手が先発することで投手の負担を軽減します。
- 直球とは？直球とは、ピッチャーが真っ直ぐ投げる基本的なボールで、主にストレートと呼ばれます。速度が速いため、打者にとっては反応が難しいですが、リリースポイントによって打者との距離感が影響してきます。
