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菅野、オリオールズ初バッテリーとしてラッチマンとの連携を深める

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菅野、オリオールズ初バッテリーとしてラッチマンとの連携を深める

【MLB】オリオールズの菅野智之投手が3月3日(日本時間4日)、フロリダ州サラソタで行われたレッドソックスとのオープン戦に2番手投手として登板した

試合は6-6の引き分けに終わり、菅野は2回を投げて2安打無失点、2奪三振、1四球という成績を記録した

自己評価では、「まあまあ、です

コントロールミスも何回かありましたが、2イニング目は特に良かったです」と述べ、特に三振を取るべき場面で三振を奪えた点を強調した

菅野は巨人時代、主に先発投手として活躍していたが、オリオールズではリリーフとして新たな役割に挑戦している

3回にピンチを招いた際には、強打者アレックス・ブレグマンを相手に3球で追い込み、外角の変化球で見逃し三振に打ち取るなど、冷静な対応を見せた

ブレグマンは、3年1億2000万ドルの契約を結んだ注目の選手である

菅野が投じた「フロントドア」と呼ばれる球種は、内角ボールゾーンからストライクゾーンに曲がる特性を持つもので、名投手グレッグ・マダックスが得意としていた球種である

菅野は、「ツーシームの動きがいいみたいなんで

今日はほとんどツーシームでしたね」と語り、今後の試合ではさらなる成長を目指している

また、この試合では正捕手アドリー・ラッチマンとの初バッテリーが組まれた

ラッチマンは2019年のドラフトで全体1位指名を受けた有望な捕手で、昨年のオールスターにも選ばれた選手である

菅野は、「裏をかいたりするのではなく、バッターの反応を見ながら配球していると思います

すごくいいなあと思いました」とラッチマンの特徴を評価した

試合のイニング間には配球についてのコミュニケーションも行い、二人の理解を深めている

「キャッチャーの特徴が分かれば、こっちも予測できるので、早く特徴をつかんでいきたいです」と菅野は語り、これからの共同作業に期待を寄せていた

この日の登板は初登板から中4日で迎えたオープン戦の2度目のマウンドであり、多くの収穫があったと感じているようだ

菅野投手がオリオールズで新たな役割に挑戦する姿が印象的です。特にラッチマン捕手との初バッテリーでの連携が進んでいる点が強調されており、今後の試合でさらなる成長が期待されます。オープン戦はあくまで調整の場ですが、このような積極的な取り組みが、シーズン本番での活躍につながるでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:通常のシーズン開始前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦術を試す重要なステージです。
  • ツーシームとは?:ボールがストレートよりも回転が少なく、軌道を変える特徴を持つ投球の一種です。打者にとってはストレートと見間違えることがあります。
  • フロントドアとは?:内角のボールゾーンから外角に向かって曲がる球種のことです。この技術を活かすことで、バッターを欺くことが可能となります。

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