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菅野智之がメジャー初ホールド、オリオールズでのオープン戦にて好投

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◇3日(日本時間4日) MLBオープン戦 オリオールズ6―6レッドソックス(米フロリダ州サラソタ) 巨人からオリオールズにFA移籍した菅野智之投手(35)は、年俸1300万ドル(約19億4000万円)での1年契約を結び、レッドソックス戦でオープン戦2試合目のマウンドに上がった

この試合では、3回から2番手として登板し、2イニングを投げて2安打無失点、さらに2奪三振と1四球を記録

これにより、菅野は『メジャー初ホールド』を達成した

菅野のピンチを切り抜ける投球

この日の最大の見せ場は、3回に訪れた

1死一、三塁のピンチを迎えた菅野

打席には3年総額1億2000万ドルで新加入した強打者アレックス・ブレグマンが立った

菅野は、外角低めにスプリットを投げ見逃し三振に仕留めた

その後、続く打者マイヤーも、内角のボールゾーンからストライクに入るツーシームで連続三振を奪った

実況アナウンサーの評価

地元中継局MASNのケビン・ブラウン・アナウンサーは、菅野の素晴らしい投球に興奮し、「メジャー屈指の打者と有望株を、菅野が三振で料理してみせました!」と実況した

菅野は、イニングを終えた後、ベンチに帰る際に、自身の胸を叩き、『盗塁されたのは自分の責任だ』というジェスチャーを見せた

これに対し、正捕手のラッチマンも満面の笑みで菅野を迎えた

新たな環境での挑戦

同局のロッホ・クバトコ記者によれば、菅野は前回のデビュー登板でも素晴らしい投球をしており、彼自身は『ピッチコムとピッチクロックに慣れることが主眼』だと語っていた

しかし、日米の野球には多くの違いが存在する

例えば、日本では先発ローテーションは6人制だが、メジャーでは5人制であり、ストライクゾーンやマウンドの硬さも異なる

これらの違いを克服しながら成長していくことが、菅野にとっての大きな課題である

菅野智之選手がオリオールズでのオープン戦に登板し、見事なピッチングを披露しました。特に、強打者を相手に奪三振を狙う場面での投球が印象的です。メジャー野球においてさまざまな違いに直面しながらも、彼が持つ技術と経験を生かして成長していくことが期待されます。
キーワード解説

  • ホールドとは?:ホールドは、リリーフピッチャーが試合の重要な場面で登板し、その後チームが勝利することによって記録される投手成績の一つです。
  • ピッチクロックとは?:ピッチクロックは、投手がボールを投げるまでの時間を計測する装置で、投げるまでの制限時間を定めることで試合のスピードアップを図ります。
  • ピッチコムとは?:ピッチコムは、捕手と投手がサインを迅速にやり取りするための電子機器で、投球の種類を効果的に伝えるために使用されます。

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