1月下旬、宮崎での合同自主トレ中に、夕食後の午後9時頃、タクシーで宿舎に帰る途中に、灯りの少ない夜道で倒れていた老婆を発見した
すぐさま車から降り、119番通報を行い、老婆を介抱
彼の冷静で迅速な対応によって、救急車の到着を待つ間、女性の状態を見守った
船迫選手は「学生時代に人命救助の講習を受けて、AEDや心臓マッサージの方法を学んでいた」と話しており、その知識が彼の行動に役立ったことを強調した
同選手は、聖光学院から東日本国際大学を経て西濃運輸を経てプロ入りした28歳の右腕
昨季は51試合で22ホールドを挙げるなど、リーグ優勝に貢献した
彼の登板スタイルは「横手投げ」と呼ばれる投球スタイルで、投球時に体をひねって投げる特徴がある
ピンチの場面でも冷静に対処し、火消し役としてチームを支える船迫選手
プロ入り以来、彼の存在は巨人のブルペン陣に欠かせないものとなってきた
今年のシーズンでは、最優秀中継ぎ投手のタイトルを目指している
同選手は今春のオープン戦で2試合に登板し、計2回の投球で1安打無失点という結果を残しており、順調にシーズンインを迎えそうだ
「船迫」という名前もファンの中で確固たるものとなってきているが、彼はそのユニークな名字に自身のエピソードを交えながら、謙虚な姿勢を崩さない
「救急車を呼んだ時に、名前を聞かれたので“船迫(ふなばさま)です”と答えたら、“いや、名前を聞いているんです!”と言われましたよ」と、彼は笑って振り返る
全国におよそ650人とされる珍しい名字を持つ船迫選手が、今年も球場でファンを熱狂させるプレーを繰り広げることを期待したい
船迫選手のグラウンド外での行動は、彼の人命救助に対する意識が高いことを示しています。これにより、スポーツ選手としてだけでなく、一人の人間としても尊敬を集めるようになっています。今後、彼がどういった成果を上げるのか、大いに期待が高まります。
ネットの反応
昨季の新人王であり、巨人の救援右腕・船迫選手が、元気な姿を見せる一方で、人助けを行っていた事実が多くのコメントを集め、注目を浴びています
コメント欄には、彼が人命救助をしたことを称賛する声が多数寄せられ、「フナバサマ」という珍しい名前に対する感想や、彼の行動が社会において特に重要であることを強調する意見も多く見られます
コメントの中には、「見て見ぬ振りをせず、困っている人に手を差し伸べる行動は、素晴らしい」という意見や、「選手としてだけでなく、人としても立派」と評価する声もありました
このような発言から、船迫選手の人柄が多くの人に支持されていることが伺えます
また、彼に対して「彼の教育に関わった人たちは、彼を立派に育てた」とするコメントもあり、彼の成長に寄与した周囲の支えにも言及されていました
一方で、彼の名前が相手に誤解される場面もあり、プロの選手としての活躍だけでなく、一般の人々に認知されることが期待されています
全体として、船迫選手の人助けの話は、彼のこれからの活躍に対する期待感を高め、ファンとの距離を縮める温かいエピソードとなっています
ネットコメントを一部抜粋
人助けもしていたのか・・・
バサマさん素晴らしい。
困っている人に手を差し伸べる事って、当たり前の様で当たり前に出来る事ではありません。
選手としてだけじゃなくて人としても素晴らしいですね!
表彰物の人命救助です。
キーワード解説
- ブルペン陣とは?:野球チームにおいて、主にリリーフピッチャーが配置されるエリアで、先発投手が試合中に降板した際に出る投手たちのこと。
- ホールドとは?:リリーフ投手が試合中にチームがリードを保ちつつ登板した際に記録される成績の一つ。リリーフ投手がピンチを抑えることで、先発投手の勝利に貢献する。
- AEDとは?:自動体外式除細動器の略称。心停止の患者に対して電気ショックを与えることで心臓のリズムを正常に戻すための医療機器。

