ソフトバンクの前田純投手がオープン戦で快投、開幕ローテ入りに前進

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◆オープン戦・ソフトバンク3―4ヤクルト(4日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクホークスの前田純投手(24)が、開幕ローテーション入りに向けての大きなステップを踏み出しました

2番手投手として登板した前田は、3回を無安打・無失点で抑え、5つの三振を奪う素晴らしい投球を見せました

前田投手は、2023年に育成ドラフト10位で入団し、支配下登録2年目を迎えた選手です

「真っすぐは腕も振れて、強さもあって良かったと思います」と満足の気持ちを語り、自身の投球についての評価も高まっています

持ち味の伸びるストレートは、自己最速タイの144キロを記録しました

「(自己最速を更新できずに)惜しかった」と苦笑いを浮かべながらも、「シーズンにはもっと(球速が)出ると思います

150キロを目指して、148キロを目指して頑張ります」と意気込みを披露しました

3回で34球を投じ、そのうち約3割の10球で打者の空振りを奪い、特に大半の空振りは直球に集中しています

昨年は140キロに満たない直球が多かったが、今季は140キロを超えるストレートが打者の空振りを多く生んでいると実感しています

このオフシーズン、現役を退いた和田毅さんが主催する自主トレに参加し、同じ左腕投手の先輩から体の使い方を学びました

その結果、ボールに力が伝わるようになり、昨夏から採り入れている「かまぼこ板」を使ったトレーニングにより、直球の回転軸を地面と垂直にすることができるようになりました

「質のいい真っすぐを投げられた

これを続けられるよう調整していきたい」と語る前田投手

昨年の今頃は3軍にいた彼が、激戦の開幕ローテーションに食い込めるか注目が高まります

(大橋昂平)前田投手のこの日のパフォーマンスは、開幕ローテーション入りを果たすための重要な一歩です。特に、ボールの質や直球の速さが向上している点は、彼の成長を象徴していると言えるでしょう。同じ位置で競争する選手たちと比較しても、確かな実力を示しました。このまま調整が続けば、今後のシーズンでも大いに期待が持てます。
ネットの反応

ソフトバンクホークスの3年目左腕、前田純選手が昨年の3軍から大きな進化を遂げ、多くのファンから期待を寄せられていることが、彼に関するコメントから伺えます

特に注目されているのは、彼の伸びのある直球とその空振りの取り方です

昨シーズンは調子が良い時の直球が打者を完全に振り遅れさせており、その球速以上の感覚を与えていたとの声があります

このような特徴的な直球は、他のホークスの投手には見られない珍しいもので、多くのファンから驚きの声が上がっています

ネットコメントを一部抜粋

  • やっぱりあの、かまぼこ板のトレーニングが効いているのだろうか。
  • 先発ローテほぼ確定ですね。
  • 最近これだけ空振りがとれるホークスの投手は見たことが無かった。
  • 純は自分の強みを理解していてそれを活かす投球術をしている。
  • 昨年の今ごろは3軍ソフトバンクの3年目左腕が見せる進化。
キーワード解説

  • オープン戦とは?
  • ローテーションとは?
  • ストレートとは?
  • 自主トレとは?
  • ボールの回転軸とは?

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