メジャーリーグの招待選手制度と日本人選手の現状

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2025年3月5日、メジャーリーグのキャンプに招待された選手たちの実態について、再度注目が集まっている

特に、日本人選手の藤浪晋太郎選手と青柳晃洋選手が、今シーズンのメジャー開幕メンバー入りを目指して奮闘しているが、現状は厳しいと言わざるを得ない

招待選手とは?

招待選手とは、マイナーリーグに所属する選手がメジャーリーグのキャンプに呼ばれて、メジャー選手と同じ練習メニューをこなすことを指す

これにより、オープン戦への出場機会も得られるが、実態はメジャーリーグのチームが不足しているポジションの補充を目的とした選手たちの集まりで、数回にわたるカットを経て開幕メンバーに選ばれるのは、ごくわずかだ

メジャーキャンプの実情

ポジション 割合
投手 50%
捕手 16%
内野手 22%
外野手 12%
今年は合計で771人が招待選手としてキャンプに参加し、各球団平均で26人が呼ばれている

特に投手の割合が半数を占めており、キャンプ期間中に多くの捕手が必要とされている

これは、約30〜35人の投手が参加し、彼らの投球練習を行うためのものだ

報酬制度について

大部分の招待選手はマイナー契約となるため、実質的な報酬は得られない

オープン戦で好成績を残しても、最後のカットで落とされた場合には報酬は支払われない

ただし、メジャー在籍3年を超えた選手には、カットされた場合の違約金が存在する

日本人選手の現状
現在、招待選手としてキャンプに参加している日本人選手は、元阪神の青柳晃洋選手と、渡米3年目の藤浪晋太郎選手である

青柳選手はオープン戦の初登板で失点し、藤浪選手も2度目の登板で4失点を喫した

両選手は開幕メジャー入りが絶望視されており、早期にカットされる可能性が高い

これまでのメジャーリーグの招待選手制度は、選手たちにとって厳しい競争であり、その流れは変わりつつない。特にマイナー契約の選手たちにとって、報酬が得られない状況ではモチベーションを保つことが難しくなっている。藤浪選手や青柳選手の苦闘を見ても、この制度の厳しさが浮き彫りになっている。
ネットの反応

青柳晃洋選手や藤浪晋太郎選手がアメリカの野球界で「招待選手」として挑戦する現実について、多くのコメントが寄せられました

コメントの内容は主に選手たちの挑戦や厳しい環境に対する理解、期待、そして彼らが直面する課題についてでした

例えば、一部のコメントでは藤浪選手について触れ、彼がアメリカでの経験を持ちながらも、その厳しさが分かっていないのではないかと懸念されていました

また、青柳選手については、開幕メジャーの可能性に期待を寄せる声もありますが、その一方で、今後の成績や状況を心配する意見も多く見られました

特に「青柳はすぐにマイナー落ちし、日本に戻ってくるかもしれない」という慎重な意見もありました

さらに、選手が報酬の有無を気にしないとの意見も目立ち、自己責任の考え方が強調されました

選手たちが挑戦する姿を応援する一方で、その背後にある厳しい現実に対する認識も広がっていることが伺えます

ネットコメントを一部抜粋

  • 久しぶりにそうだろうと思う記事に出会った。
  • 青柳は開幕メジャーありえると思う。
  • 本人にとっても報酬は関係無いと思う。
  • チャンスを与えてもらっている立場なんだから、受ける側もそれは承知の上だろう。
  • 自分からここに来てるから文句は言えないしそういう契約でしょう。
キーワード解説

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