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日本ハム・金村尚真、開幕投手への意気込みを語る

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日本ハムの金村尚真投手(24)が、今季初めての開幕投手として西武とのオープン戦に先発登板する

5日に行われるこの試合は、今月28日の開幕戦への前哨戦と位置づけられており、金村の手腕が試される場となる

金村は、開幕前の最後の調整として、4日に本拠地での全体練習に参加し、ブルペンでの投球練習を行った

先月24日の台湾・味全との練習試合では、最長となる3回を投げきり無失点の好投を見せており、今回はその勢いを保ったまま挑むことになる

「真っすぐの走りや制球は徐々に良くなっているが、まだ僕が求めているところではない」と金村は語った

球速とともに、ボールの質や打者との対戦時における細かな部分にも注意を払いながら、前回よりもさらに良いピッチングを目指す意気込みを示した

名護キャンプでは、練習試合に2試合登板し、結果的に無失点の成績を残したが、金村は「0点で抑えようとするあまり、内容が伴わなければ満足できない」と、自身の投球内容を重視する姿勢を強調した

また、昨季は29試合に登板し、7勝6敗、防御率2.38を記録

対西武戦では1勝1敗とし、防御率は0.95という好成績である

さらに、金村は今季から新たにスライダーを習得した

昨季最多勝を獲得した伊藤投手から教わったもので、スプリットに次ぐ新しい武器として活用していく考えだ

今後、捕手の郡司選手とのコンビネーションも進化させていくことを期待されている

今季からエスコンFの内野が天然芝から人工芝に変更されたことも金村にとっては新たな挑戦だ

彼は「去年と同じような感じだが、他球場の人工芝に比べて打球が来づらい」とその感触を確認し、今後の練習に生かす考えだ

開幕までの準備を怠らず、金村は自身の成長を感じながら、今月28日の開幕戦に向けての意気込みを高めている

金村投手の開幕投手としての意気込みや新たな武器の習得に注目が集まります。特に新シーズンのスタートを控え、彼の戦略や投球内容がどう進化するのかが楽しみです。良い結果が出れば、チームの士気にも大きく影響するでしょう。
キーワード解説

  • ブルペンとは?投手が試合前に調整するための場所で、投球フォームや球速などを確認しながら投球練習を行う。
  • 変化球とは?ストレートとは異なる投球で、ボールの軌道やスピードを変えることによって打者を打ち取るための技術である。
  • 防御率とは?投手が登板した試合における失点数から計算される指標で、数字が低いほど投手の成績が良いことを示す。

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