しかし、阪神は中日に敗北し、白星を飾ることができなかった
試合の流れと選手の活躍
両チーム共に二桁安打を記録する激しい乱打戦となった阪神のスタメン5番に座った前川右京外野手は目覚ましい活躍を見せ、オープン戦2号を含む3安打を放った
前川選手は、まず二回先頭で中日先発・涌井の直球を見事に捉え、打球は逆方向へ高く舞い上がり、左翼ポール際へ直撃
今年の“甲子園チーム1号”を記録した
その後、三回にも2死から右翼線への二塁打でチャンスメークし、ラモン・ヘルナンデス内野手の適時打をお膳立て
また、四回にも中前打を放ち、代走を送られた
投手陣の課題
投手陣では開幕ローテを狙う選手たちがマウンドに立ったが、思うようなアピールには繋がらなかった来日初先発となる新外国人選手、ジョン・デュプランティエ投手は初回に先制ソロを浴び、その後も計3失点
また、伊藤将司投手も登板し、3回で同じく3失点と課題を残した
リリーフで期待されていた新外国人ニック・ネルソン投手は7回に登板したが、制球が定まらず、2死一塁から3連続四球を出し、押し出しで追加点を献上
わずか1回を持たずに降板となってしまった
まとめ
オープン戦の試合を通じて、阪神タイガースは好調な打撃を見せる一方で、投手陣においては改善の余地があることが浮き彫りとなったこの結果を受け、今後の戦力構築が注目される
試合は阪神にとって惜しい結果となったが、前川選手の活躍はチームにとって明るいニュースであり、今後のシーズンに向けて期待が高まる部分と言える。しかし、投手陣の制球力不足は深刻で、開幕に向けての修正が急務だと思われる。
キーワード解説
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