田中将大、巨人移籍後の初登板で見せた投球の行方

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日米通算200勝まであと3勝に迫る田中将大選手(36歳)は、昨シーズン0勝の悔しさを胸に、巨人へ移籍した新たなシーズンに挑んでいる

故・野村克也氏に「神の子、不思議な子」と称された球界のエースが、その地位を取り戻すことはできるのか

プロ野球解説者の江本孟紀氏が田中選手の現状について見解を述べる

求められるのは“ごまかす”投球

3月2日に行われたオープン戦で、田中選手は東京ドームで巨人のユニフォームを着て臨んだ初登板で2回を被安打2の無失点に抑え、安堵の表情を浮かべていた

田中選手は2013年に驚異的な成績で楽天を日本一に導き、メジャーリーグではニューヨーク・ヤンキースのエースとして活躍した

しかし、昨季の登板はわずか1回で、その時は勝ち星がなかったため、巨人への移籍は期待と不安を抱かせるものとなっている

巨人の阿部慎之助監督は、「抑える術を知っている」と太鼓判を押し、田中選手の開幕ローテーション入りを確信している

しかし、昨年の未勝利は影を落とす

田中選手は2023年オフに右肘のクリーニング手術を受けており、その影響が懸念される

これまでに同じ部位で3回手術を繰り返しているため、復活は容易ではないと一部の評論家も指摘している

江本氏は、田中選手のオープン戦の投球を振り返りつつ、「全盛期とは異なり球に勢いがない」との評価を下し、今後はタイミングを外すなどのテクニックで“ごまかす”投球が必要になると言及した

田中選手の最速球速は147キロであり、36歳という年齢は衰えを示す要因にもなっている

田中将大選手の復帰劇は多くの注目を集めていますが、彼の野球キャリアにおけるこれまでの成果と手術歴を考慮すると、期待が大きすぎる可能性もあります。年齢と過去の怪我は避けられない要素であり、今後の戦いがいかに展開されるのか、ファンは見守る必要があります。
ネットの反応

田中選手の開幕ローテ入りがほぼ確定したことに関して、ファンや関係者の間では賛否が分かれています

特に、プロ野球解説者の江本孟紀氏が、田中選手の実力に対して「二桁勝利はムリ」と厳しくバッサリ切り捨てたことが波紋を呼びました

この発言に対し、一部のファンは「OBは意見を言わず静観すべき」といった意見や、「田中選手に頑張ってほしい」というエールを送るコメントが相次ぎました

また、田中選手が持つ球速についても、147キロが出ていることや投球術の熟成を期待する意見もありました

その一方で、江本氏の意見に賛同するファンもおり、「若手選手との競争も考慮すべき」との声も上がっています

さらに、歳や怪我の影響が心配される中でも、田中選手には勝ち星を期待する声が多く、特に200勝の達成を願うファンが多く見受けられました

最終的には、田中選手が実際にシーズンの結果を出し、少なくともローテーションを守ることが期待されているのです

ネットコメントを一部抜粋

  • マ−君頑張ってせっかく巨人来たんだから怪我しないよう頑張れ!!!
  • 江本の懺悔観てみたいな。
  • まぁでも本人の気持ちややる気も考えずによくも無理だとかあれじゃ駄目だとか言うよなって思います。
  • そら全盛期に比べたら誰だって多少なりとも力は落ちるでしょう。
  • 球威がなくなった分、制球力と交わす力がマウンドでは必要になるでしょう。
キーワード解説

  • 通算200勝とは?プロ野球選手がキャリアを通じて積み重ねた勝利数の合計であり、特に200勝は名投手の証とされる。
  • クリーニング手術とは?関節や筋肉の損傷を修復するために行われる手術で、主に選手が怪我から復帰する際に必要とされる。
  • ピッチングのテクニックとは?投手が打者を抑えるために用いる専門技術で、球威や精度を駆使して打者のタイミングを外す方法を指す。

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