試合の中で特に注目を集めたのは、西武の甲斐野央投手の初実戦登板でした
甲斐野は7回に4番手として登場し、1回を投げて1安打無失点という成績を収めました
甲斐野投手は、先頭打者の清水選手に対して右前打を許すスタートとなりましたが、その後松本剛選手を遊ゴロに仕留めると、若林選手にはこの日最も速い156キロの直球を投げ込み、中飛に打ち取ることに成功しました
続く水野選手には三球連続でフォークボールを投じ、すべて空振りで三振に仕留めています
これにより、甲斐野は「まだ出力は上がってくる」とコメントし、今季のさらなる成長への期待感を示しました
なお、オープン戦とはプロ野球のシーズンが始まる前に行われる試合で、選手たちがコンディションを整えたり、新しいメンバーとの連携を確認する目的で実施されます
オープン戦での甲斐野選手の無失点投球は、今後のシーズンに向けて非常に大きな意味を持つ成果です。特に、156キロという速球と、空振りを奪うフォークボールの威力が見えたことは、ファンにとっても大きな期待材料となるでしょう。
キーワード解説
- オープン戦とは? 野球のオープン戦は、シーズン前に行われるテストマッチで、主に選手の調整や新戦力の確認が目的です。
- フォークボールとは? フォークボールは、ボールが落ちるように変化する投球で、バッターを打ち取るために使われることが多いです。