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日本ハム金村尚真、オープン戦で課題を浮き彫りに

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◆オープン戦 日本ハム3―2西武(5日・エスコン) 開幕投手に選ばれている日本ハムの金村尚真投手(24)が、開幕戦の相手である西武とのオープン戦に登板しました

この試合では、金村投手が全力を尽くしましたが、結果的に手応えのある登板とは言えませんでした

このオープン戦では、金村投手は4回を投げ、計59球を投じて4安打2失点という成績でした

特に無四球であったことは良い兆候ですが、変化球の精度などに関しては多くの反省点がありました

投球後のインタビューで、「変化球で決め切るところで決め切れなかったり、真っ直ぐを引っかけたりした」と語り、明確な課題を感じている様子がうかがえました

初回には、相手チームの先頭打者である長谷川選手に左前安打を許し、その後、犠打と安打により一、三塁のピンチを迎えました

続く4番セデーニョ選手には犠飛を許し、3回にもネビン選手に適時打を浴びるなど、課題が明確になった試合です

金村投手は、カーブを含む変化球の制球力に難がありました

「状態が良い時は狙わず、自分のフォームの中で投げたいところに投げられる」と述べ、特にカーブの精度が今後の鍵になると考えています

また、エスコンフィールドの新しい人工芝にも慣れが必要であり、バント処理の際に捕手の郡司選手とぶつかりそうになった場面で、声かけの重要性を再認識しました

次回の登板予定は中6日後の12日、相手はロッテです

金村投手は、「質は良くなってきている

出力をどれだけ出せるかが試される」と語り、開幕戦に向けて準備を進めています

さらに、福島投手も開幕ローテ入りへのアピールに力を入れており、6日の西武戦に向けて最終調整を行いました

昨年から支配下登録された福島投手は、昨季の成績を考えると今季の先発ローテに確かな位置を確保する見込みです

マルティネス選手もこの日、逆転に繋がる3ランホームランを放ち、チームの士気を高めました

金村投手の登板を見て、オープン戦は技術や状態を確認する大切な場であると感じました。課題が浮き彫りになる中で、選手たちがそれをどう克服していくのか、今後の試合が楽しみです。また、各投手が激しいローテ争いを繰り広げる中で、どのようにチームが一体となって勝利を目指すのかも注目です。
キーワード解説

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