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広島・床田寛樹がオープン戦初登板、安定した投球でロッテ打線を抑える

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広島東洋カープの床田寛樹投手(30)が、6日のロッテ戦においてオープン戦に初めて登板しました

床田選手は2回をわずか20球で投げ、順調な仕上がりを見せました

オフから始まったキャンプで特に力を入れてきた直球の出力は、ZOZOマリンスタジアムに吹く逆風の影響を受けて最速143キロにとどまりましたが、もう一つの武器である多彩な球種を駆使し、ロッテ打線を1安打に抑える好投を見せました

立ち上がりから床田投手は、直球に加えて110キロ台のカーブや、120キロ台のスライダー、チェンジアップ、130キロ台のカットボール、そしてツーシームと、安定した制球力でボールをコーナーに投げ分けました

特に初回の一死からは、本塁打王を2度獲得している強打者・ソトを3球で追い込み、最後に135キロの外角ツーシームで空振り三振を奪う見事な投球を披露しました

試合後、床田選手は「バランス良く全部の球種を使って、良かったかなと思います

ストライクゾーンに投げることができました」と手応えを語りました

また、新井貴浩監督(48)も「順調に来ている」と床田投手に対する信頼を示しました

床田選手は昨シーズンまでに2年連続で11勝を挙げており、9年目の今季からは背番号「19」に変更しました

さらなるキャリアアップを目指して、「変化球を生かすための真っすぐで、もう少しスピードを上げていけるように努力したい」と、開幕前にさらなる向上を誓いました

床田投手のオープン戦初登板は、好調な状態を維持していることを示すものでした。さまざまな球種を駆使し、制球力や戦略が際立っています。特に、強打者ソトを三振に取った場面は、彼の成長を感じさせる印象的な投球でした。今後の開幕戦を前に、さらなるスピードを上げることが求められていますが、彼の現状は非常に期待が持てる内容です。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:プロ野球チームが実戦形式で行う練習試合で、選手の調整やチームの戦力確認を目的としています。
  • 球種とは?:投手が投げるボールの種類を指し、直球や変化球、カーブ、スライダーなどが含まれます。球種を使い分けることで打者を意識させることができます。
  • 制球力とは?:投手が投げたボールが、狙った場所に正確に投げられる能力のことを指します。高い制球力は被安打を減らす要素となります。
  • ストライクゾーンとは?:バッターに対して、ボールが“ストライク”と判定される領域を指します。ストライクゾーンに多く投げることで、打者を有利にしない投球が求められます。

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