6日には、みずほペイペイドームでの投手練習に参加し、ダッシュやチューブトレーニングを行い、翌日の試合に備えた
大関は、先発ローテーションに内定している有原投手やモイネロ投手と共に、今季の開幕戦に向けた準備を進めている
オフシーズンには体を絞ることに注力し、キャンプでは特に直球の出力向上に取り組んできた
先月27日に行われた斗山ベアーズとの練習試合では、2イニングを無失点で抑え、その手応えを感じている
開幕戦が迫るなか、大関は「焦りはあまり大きくない」と冷静さを保っている
この冷静さの背景には、昨シーズンを通じて得た経験が自信へとつながっている
「真っすぐが思うようにいかなくても、試合を作れたのは自分の中で自然と自信になっている」と語り、今シーズンはその基盤をもとにプラスアルファとして球速の向上を目指す考えを披露した
昨年は直球の出力が一昨年に比べ低下したものの、キャリアハイの8勝を記録するなど安定したローテーションを守っていた
今季はさらに成績を向上させ、13勝かつ160イニングを目標に掲げており、「昨年とは違う状態を作ることが重要で、シーズン中には手を打つことができないため、事前に高いレベルに持っていきたい」と意気込んでいる
大関友久投手の冷静な姿勢と自己分析に基づく明確な目標設定は、プロ選手として非常に重要な要素です。昨年の経験をもとに、今シーズンはより高いパフォーマンスを求める姿勢が見受けられ、将来の成長が楽しみです。
キーワード解説
- オープン戦とは?:オープン戦は、プロ野球のシーズン開幕前に行われる試合で、チームの準備や選手の調整状態を確認する場として重要です。
- 直球とは?:直球は、ピッチャーが投げる最も基本的な球種で、特にスピードを重視する球です。これが打者にとって最も重要な判断材料となります。
- 出力とは?:出力は、ピッチャーが球を投げる際の力やスピードの状態を表します。高い出力はより速い球を意味し、打者にとっては打ちにくい球になります。