6日に公開された公式YouTube「クロマティチャンネル」では、感動的な再会の様子が記録された
激しい乱闘から友情へ
クロマティ氏は3年前、脊柱管狭窄症の影響で歩けなくなり、現在は日本で週5日のリハビリを行っている宮下氏は、昨年末に彼の支援を目的としたクラウドファンディングのニュースを聞き、「少しでも力になりたい」と、千葉県浦安市の「浦安ロボケアセンター」に訪れた
再会の感動
約5年ぶりの再会となった2人は、「ミヤシター!」、「兄貴~!」と呼び合い、熱い抱擁を交わしたクロマティ氏は感激の涙を流したという
乱闘事件について
この2人の関係は、1987年6月11日にさかのぼる当時、熊本藤崎台球場でデッドボールを受けたクロマティ氏が宮下氏に突進し、右ストレートを見舞った事件は、プロ野球史に残る大乱闘として知られている
この事件は、野球のテレビゲームでも再現されるほどだ
リハビリに寄り添う宮下氏
宮下氏は、クロマティ氏のリハビリを手伝い、彼の状態を見て涙を流す場面も「すっかり足が細くなっていて」と語る宮下氏は、「まだまだ元気な姿でグラウンドに立ってほしい」と、彼を励ました
また、宮下氏はクロマティ氏に内緒でクラウドファンディング「for Good!」を通じて、多額の支援金を寄付していた
クロマティ氏は、差し入れの米と卵を楽しみながら「ボクはミヤシタを心配してくれる本物のナイスガイだ
今後もリハビリを頑張って、一緒にグラウンドを歩こう」と感謝の気持ちを表した
このニュースは、元選手同士の絆がどれほど深いかを改めて教えてくれるエピソードです。競争や敵対関係を超えた友情が感動を呼ぶとともに、リハビリという大変な治療を支える存在がいることの大切さを感じさせます。
ネットの反応
クロマティ氏が下半身まひに苦しみながら、38年前に乱闘を繰り広げた元中日ドラゴンズの宮下氏に励まされるというニュースが報じられ、ネット上では多くの感動的なコメントが寄せられました
コメントした人々は、当時の乱闘劇を懐かしむ一方で、クロマティ氏と宮下氏の人間関係の変化に感心し、感動を覚えている様子が伝わります
特に、両者が乱闘を経て絆を深めたことや、宮下氏の度量の広さに敬服する声が多くありました
また、コメントの中には当時の熱気やプロ野球に対する思い入れを語るものも多く、視聴者がどれだけその時代を大切に思っているかが伺えます
さらに、クロマティ氏のリハビリへの激励や、彼が日本にいることを初めて知ったという驚きの声なども見られ、時の流れを感じさせる反応もありました
ネットユーザーの中には、当時の思い出を振り返りながら、今後の二人の健康を祈る温かいコメントが多く寄せられ、彼らの再会が人々の心に深い印象を残したことが分かります
ネットコメントを一部抜粋
忘れもしない小6のときの出来事。この乱闘をモチーフにした芸(劇?)を塾の合宿の余興でやってうけたことも覚えています。
人としてこの上ない感動の出来事。
宮下さん、素晴らしいお人柄ですね♪クロマティさんも嬉しいでしょうね!
これは涙出てくる素晴らしい関係性
男の友情は素晴らしい!
キーワード解説
- リハビリとは?体や精神の障害を持つ人が、日常生活や仕事に復帰するために行う治療や訓練のこと。
- 脊柱管狭窄症とは?脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することで痛みや麻痺を引き起こす症状のこと。
- クラウドファンディングとは?多くの人から少しずつお金を集める方法で、特定のプロジェクトや事業をサポートするための仕組み。

