日本ハム・山崎福也がプロ初の「3番・DH」で安打!夢を叶えた瞬間

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◆オープン戦 日本ハム3―2西武(6日・エスコン) 日本ハムの山崎福也投手(32)が6日の西武とのオープン戦で、プロ初の「3番・DH」に先発出場し、自身の夢を実現させた

山崎選手は、3回の第2打席でサブマリンタイプの右腕、与座選手から遊撃の内野安打を記録した

「使ってもらっている以上はなんとしてでも塁に出たかった」と語る山崎選手

二刀流の選手として期待される左腕が見せたのは、公式戦通算での打率2割5分という確かな打撃センスである

山崎選手が座った「3番・DH」は、かつて大谷選手が背負っていた番号であり、期待の高まりが伺える

彼の打球は鋭く、名手の源田選手が目いっぱい腕を伸ばしても追いつけない

結局、打球は内野安打となり、山崎選手は無意識にガッツポーズを見せ、「1本出たことは自信になる

うれしい気持ちでいっぱい」と感想を述べた

この起用は新庄監督の思い切った判断によるもので、山崎選手が日大三高時代に「ファイターズの3番を打つのが夢」と語っていたことを知った監督が、彼の夢に応えた形だ

山崎選手自身も、自身の父親が同じチームにいてファンであったことから、「小笠原選手が好きだったので3番が夢だった」と話す

山崎選手は昨季の交流戦で6番に抜擢され、球宴で阪神のエース格である才木選手からもヒットを記録するなど、実力を証明している

新庄監督は、「あんなに最短距離でバットが出る打者はいない」と絶賛し、同僚の清宮選手も「タイミングの取り方がうまい」と評価した

キャンプからのフリー打撃を経て、この日は3打数1安打の成績を残したが、山崎選手の本業は投手であることに変わりはない

監督は彼の起用法について、「(開幕)1カード、2カード目に投げてもらわないと困る」とコメントし、「代打も面白い」と微笑んだ

山崎選手も「もう少し引っ張りたい気持ちもあった

もう少し練習します」と打力向上への意欲を示した

記録メモ

選手名 試合 打席数 安打数 打率
山崎福也 オープン戦 vs 西武 3 1 0.333
公式戦では、セ球団との交流戦で通算28打数7安打の打率250

2本の先制タイムリーを記録した際には、自自身のバットで白星を手にした試合もある

日本シリーズではオリックス時代の成績は通算7打数1安打に留まっているが、今後のさらなる活躍が期待される

山崎福也選手の活躍は、単なる一時的なものではなく、今後のシーズンにおける彼の成長を示唆しています。新庄監督の信頼を背負っての「3番・DH」の起用は、期待と可能性を感じさせるものです。打撃力の向上を目指す姿勢も評価されており、本業は投手でありながら、バッターとしても存在感を放つ彼に今後さらなる注目が集まるでしょう。
キーワード解説

  • サブマリンとは?サブマリン投手は、アンダースローと呼ばれる投球スタイルを持つ選手で、ボールが低い位置から放たれるため、打者には独特の投球角度で球が来る。
  • 二刀流とは?プロで投手と野手の両方をこなす選手のことを指します。最近では大谷翔平選手がその代表例で、多彩な戦力を持つことが期待されています。

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