彼が目指していたのは、日大三(東京)時代に描いた「日本ハムの3番打者」という目標だ
夢の舞台での初出場となった6日の西武戦(エスコンフィールド)で、山崎は捕手を省く「3番DH」として待望の出場を果たし、初打席で見事な内野安打を放った
試合のハイライト
試合はエスコンフィールドでの熱戦であり、山崎は第2打席で右投げの与座選手から痛烈な遊撃への内野安打を記録した走りながらのガッツポーズは、自身の夢を実現した瞬間の喜びを体現していた
これを見守るベンチの新庄剛志監督(53)も、コーチ陣と思わずハイタッチを交わし、チーム全体の士気が高まる瞬間となった
山崎の思い出と挑戦
山崎は高校時代、将来の夢を色紙に描いており、その中には「日本ハムの3番打者」という文字があったインスタグラムでは、当時の懐かしい写真とともに、「ファイターズの3番打者の夢がかないました
ヒットが出て良かったです、ありがとうございました
夢が叶う」とのコメントを添え、自己の成長を振り返った
健康との闘い
彼の野球人生は平坦なものではなかった中学3年の時、脳腫瘍(小児延髄上衣腫)が発見され、生存率はわずか1割と言われていた
しかし、北大病院に勤務していた沢村豊医師の手術により、その命は救われた
これを背景に高校3年春にはセンバツで準優勝を達成し、卒業後は東京6大学リーグの明治大学へ進み、リーグ通算20勝を記録
2014年ドラフトでオリックスに入団し、21年からはリーグ3連覇を達成するなど輝かしいキャリアを築いてきた
移籍とさらなる飛躍
2023年オフには国内FA権を行使し、日本ハムへ移籍そのシーズンは10勝6敗を達成するなど、期待される選手となっている
今回の夢の実現は、自己の信念と努力の結果であり、更なる活躍が楽しみである
山崎選手の夢の実現というストーリーは、多くの人々に感動を与えるものであり、彼の努力だけでなく健康への闘いも含まれている。これからの彼の活躍は、応援するファンと共に続いていくことだろう。
キーワード解説
- 3番打者とは?
- 内野安打とは?
- 脳腫瘍とは?

