壱岐と横浜清陵、センバツ初出場に向けて意気込みを見せる

　第９７回センバツ高校野球大会の組み合わせ抽選会が行われ、初出場となる壱岐高校（長崎）は大会第３日の第３試合で東洋大姫路（兵庫）との対戦が決まりました

この試合は、２１世紀枠での出場を果たした壱岐高校にとって、歴史的な一戦となります

　同じく２１世紀枠で初出場の横浜清陵（神奈川）は、大会第４日の第１試合で広島商（広島）と対戦します

２１世紀枠とは、学校の教育方針や地域貢献を評価し選ばれる特別枠であり、これまでの大会では厳しい戦いが続いています

過去の大会成績と今後の期待

　センバツにおいて、最近の２１世紀枠出場校の成績は厳しく、2021年大会の具志川商（沖縄）が最後に勝利を収めた校となっています

具志川商は一回戦で八戸西（青森）に勝利した後、続く試合では敗退しました

同様に、2022年以降も出場校のほとんどが初戦敗退という結果が続いています

過去３年の２１世紀枠出場校の成績

年度	出場校	成績
2022年	大分舞鶴（大分）	初戦敗退
2023年	城東（徳島）	初戦敗退
2024年	別海（北海道）	初戦敗退

　壱岐と横浜清陵は、それぞれ４年ぶりの勝利を目指しています

自校の誇りをかけ、選手たちは練習に取り組み、万全の状態で試合に臨むことでしょう

今回の抽選結果は、壱岐高校にとって特別な意味を持ちます。過去の成績が厳しい中で、どのように初戦を突破するかが注目されます。同じく初出場の横浜清陵も、期待を寄せるファンのために精一杯のプレーを見せてほしいです。

キーワード解説

• センバツ高校野球大会とは？：毎年春に行われる高校野球の全国大会で、全国各地から選ばれた高校が参加し、優勝を目指します。
• ２１世紀枠とは？：教育方針や地域貢献が評価される特別枠で、通常の選考基準を超えて選ばれた高校が出場できる仕組みです。