この試合は京セラドーム大阪で行われ、オリックス対巨人の対戦となった
4回表、山下投手は無死二塁の場面で、巨人の7番バッター、甲斐選手を135キロのフォークボールで見逃し三振に打ち取った直後に、突然マウンドを降りることになった
この降板は、オリックスの1軍投手コーチである厚沢和幸(52)が異変に気づき、マウンドに駆け寄ったために実現した
すぐに監督の岸田護(43)が2番手の村西良太(27)に交代を告げた
心配された山下選手だが、試合前には特に異常な様子は見られなかったようだ
山下投手は、昨シーズン終盤に再発した「第3腰椎分離症」という背骨の病気からの完全復活を目指して、オフシーズンには激しいトレーニングを行ってきた
今春のキャンプ中には、ライブBP(実戦形式のバッティング練習)で右手中指の爪が割れるアクシデントもあったが、それにも関わらず投球を続けていた
このような選手の健康問題は、チームの戦力に直結するため、今後のシーズンにおける健康管理の重要性が再認識されることとなる
ファンは今後の山下投手の状態に注視しつつ、チームの健闘を願うことだろう
今回の山下投手の降板は、選手の健康問題がどれほど重要かを改めて示しました。プロ野球選手は激しく身体を動かす職業であり、体調管理は極めて重要です。山下選手が今後しっかりと健康を維持し、復活することを期待したいと思います。
キーワード解説
- 第3腰椎分離症とは? 背骨の一部である第3腰椎が分かれてしまう病気で、痛みや運動制限が生じることがあります。
- フォークボールとは? 投球時にボールの指の使い方を工夫して、急に落ちるような変化をつけた球種のことです。
- ライブBPとは? 実践に近い形でピッチャーが投げ、バッターが打つ練習方法のことで、試合感覚を養うために行われます。