5番・一塁で出場した高寺は、侍ジャパンから帰ってきた大山悠輔内野手（30）がベンチスタートとなったこの試合で、2安打2打点を記録し、自己アピールに成功した
試合は一回に前川右京外野手（21）の先制2ランホームランが飛び出し、阪神が早くもリードを奪った
高寺はその後の打席で、昨季13勝を挙げた左腕の東克樹投手（29）が投じたカーブを中前へ打ち返し、点を加えた
さらに三回1死満塁では、この試合2番手として登板していた松本凌人投手（23）の147キロ直球を左前にはじき返し、2点を追加
「しっかり反応できた」と自賛する高寺のバッティングは、この日を通じて目を見張るものがあった
春季の実戦9試合で高寺は打率・391、7打点をマークしており、「しっかりと振っていけているので状態はいい」と自らの調子を振り返った
2021年に上田西高（長野）からドラフト7位で阪神に入団し、22年には1軍デビューを果たしたが、23年からの岡田彰布監督体制ではファームでのプレーが続いていた
しかし、藤川球児監督（44）は昨季のウエスタン・リーグでの最多安打を評価し、彼の起用を考慮している
本職は遊撃手だが、高寺は出場機会を求めてフィールド全体での対応力を身に着けている
宜野座キャンプでは二塁、三塁、外野などさまざまなポジションを経験しており、この日は一塁手としてもショートバウンド送球を好捕するなど、守備でも光るプレーを披露した
藤川監督は「複数ポジションをやっているが、より高い目標を持って取り組んでいる」と期待を寄せている
レギュラー争いは厳しい状況で、一塁には大山、三塁には佐藤輝明内野手（25）、外野には近本光司外野手（30）や森下翔太外野手（24）、前川がいる
しかし、高寺はその全てのバックアップ役をここまでの成長で担えるだけの力をつけている
試合後、彼は「良かったことも悪かったことも忘れて、明日以降もやっていきたい
一戦一戦がアピール」とポジティブに考え、初の開幕1軍を目指どん欲に挑んでいる・阪神の高寺選手の活躍は、今後のシーズンにおいて非常に重要な意義を持つと考えられます。特に彼の多才さは、チーム戦力の向上に寄与するでしょう。今後も様々なポジションで活躍しながらレギュラー争いを繰り広げていく姿が期待されます。
ネットの反応
阪神・高寺選手に寄せられたコメントからは、彼に対する高い期待と愛情が感じられます
多くのファンが彼の実力や成績に注目しており、現在の状況では高寺選手がスタメンやレギュラーとして出場することを望んでいるようです
打率391で2安打2打点を記録したことが、多くのファンに希望を与えています
特に彼は、昨年二軍での経験を経て成績を向上させており、その成長が嬉しいというコメントも多く見受けられました
また、彼の守備力は複数のポジションにわたるため、ベンチでの存在感も重要視されています
ファンの中には、木浪や中野といった他の選手と比較し、高寺選手の方が期待できるという意見もあります
さらに、長いシーズンの中での疲労を考慮すると、彼のような選手が必要だという声もあります
このように、高寺選手に関してはファンからの望ましいプレーを期待する熱意が伝わってきます
今後の展開としては、開幕一軍の可能性や、さらに強いアピールが求められるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
でも中途半端な選手はスタメンで出るとこないよ。何が強み？便利屋？？
高寺選手はどこで使う。セカンド又はサード。
糸原より行ける！期待したい。
高寺選手明日も期待してます
若手の中では高寺くんが一歩出た感じやな。
キーワード解説
- オープン戦とは？ オープン戦は、プロ野球チームがシーズン開始前に行う試合で、主に選手のコンディションを確認するためや、新戦力の試験などを目的としたものです。
- 自己アピールとは？ 自己アピールは自分の能力や実績を他人に対して積極的に示すことを指します。特にスポーツ選手の場合、試合で良い成績を残すことでチームメイトや監督に自分の存在感を示す行動を指します。
- バックアップ役とは？ バックアップ役は、主力選手の出場が困難な時に代わりに出場する選手を指します。特に怪我や疲労で主力がプレーできない状況で、チームを支えるために重要な役割を担っています。
