高校野球選抜大会での千葉黎明と智弁和歌山の初対戦が決定

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◇「走守から流れ作る」 18日に開幕する第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、特別協力・阪神甲子園球場)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われた

創部101年目で初出場の千葉黎明(八街市)は、大会第4日第3試合(21日午後2時開始予定)で、過去に春に1回、夏に3回甲子園優勝を果たした智弁和歌山との対戦が決まった

抽選会は午前9時に開始され、主将の山本大我(2年)がくじを引いて「千葉黎明高校、23番です」と緊張した面持ちで番号を読み上げた

抽選後、山本主将は「選手宣誓を引くのが怖くて緊張した」と笑顔を見せ、「大会への実感が湧いてきた」と話した

智弁和歌山の中野大地監督は強豪校としての印象を語り、「どこと当たっても素晴らしい学校ばかりなので、フラットな気持ちで受け入れたい

開幕カードでなく、ホッとした気持ち」と述べた

一方で、山本主将は「自分たちがやることは変わらない

どんな相手でも、守備・走塁から流れを作る野球に集中したい」と強い意気込みを示した

約2週間後に控える初戦について、中野監督は「全てが新鮮だが、どんな状況も我々にとってはセオリーだと言い聞かせている

選手たちが黎明野球を甲子園で発揮してくれることを期待している」と話した

一方、智弁和歌山の中谷仁監督は「対戦相手が決まり『さあやるぞ』という気持ちになっている

内野守備が課題なので強化したいが、過去3回連続で初戦負けしているため、良い状態で初戦を迎えたい」と意気込む

山田希翔(まれと)主将(2年)は「対戦相手も決まり、やっていこうという気持ちが湧いてきた

まず目の前の一戦に全力を注ぎたい」と語った

今回の抽選会で、千葉黎明と智弁和歌山の初対戦が決まり、両チームの監督や選手の意気込みが伝わってきました。特に千葉黎明は初出場ということで、期待が高まります。一方、智弁和歌山は強豪としてのプライドを持って、今後の試合に臨むでしょう。両校の戦いが非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 選手宣誓とは?:高校野球大会において、試合前に選手が代表としてその大会の精神や決意を述べることを指します。
  • 守備・走塁とは?:守備は守ること、走塁は走ることを指し、野球においては守備チームがアウトを取ることや、攻撃チームが塁を進める技術を意味します。

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