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広島商、選抜高校野球で横浜清陵と初戦決定

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 第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた

この抽選会では、広島商が大会第4日、21日の第1試合(午前9時)で横浜清陵(神奈川)と対戦することが決まった

 横浜清陵は、特に注目すべきチームであり、これは21世紀枠に選出された県立高校の初出場を意味している

21世紀枠とは、過去の成績だけでなく、学校の教育や地域への貢献を評価して選ばれる枠のことを指し、今大会での注目度を高めている

 横浜清陵の選手が主体となったチームづくりが特徴で、昨秋の神奈川県大会では8強入りを果たしている

監督の野原慎太郎氏は、2000年にセンバツを制覇した東海大相模(神奈川)の投手としても知られ、指導者としての手腕にも期待が寄せられている

 抽選会には、荒谷忠勝監督と西村銀士主将が出席し、くじ引きでは32校中31番目に順番がやってきた

西村主将は「待ち時間が少し長くて緊張した」と振り返りつつ、「最初の相手が横浜清陵に決まり、いよいよ大会が始まる実感が湧いてきた

どこが対戦相手になっても、目の前の試合を戦って勝ち抜きたい」と意気込みを語った

 抽選会の後、荒谷監督は学校に戻り、練習前のグラウンドで部員を集めてミーティングを行った

「秋の明治神宮大会では自分たちにできることをやって準優勝したが、今やるべきことは何かを一人ひとりが確認し、徹底して、ケガや故障をせずに練習を積んで試合に臨んでほしい」と話し、選手たちを引き締めた

 この大会には32校が出場し、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で18日に開幕

決勝は30日の予定で、多くのファンからの熱い応援が期待される

広島商と横浜清陵の対戦決定は、特に注目される。両校の戦略やチーム作りのスタイルが異なり、試合展開が非常に楽しみだ。特に横浜清陵の選手主体のチームづくりが如何に評価されるかが焦点となる。監督の経験と選手の成長が交差する場面が期待できる。
キーワード解説

  • 選抜高校野球とは?:高校野球における全国大会で、日本全国から選ばれた高校が参加する。毎年春に開催されるのが特徴。
  • 21世紀枠とは?:過去の成績だけでなく、教育や地域貢献を重視して選ぶ特別な枠。

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