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広島・森下、春季初実戦で全力投球へ—開幕投手に向けての準備を進める

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広島東洋カープの森下暢仁投手(27)が、8日の東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)で今シーズン初めての実戦マウンドに立つことを発表しました

森下は自ら持つ全ての球種を投じる意向を示しており、プロ入り6年目で既に開幕投手に内定している右腕として、28日の阪神タイガースとの開幕戦に向けて調整を進めています

試運転開始の意味

今春初の実戦マウンドに上がる森下は、打者の反応を確認することを目的として、すべての持ち球を試投すると述べており、自身の現状を正確に把握する狙いもあります

彼は「全球種をしっかり投げることが重要だ」と強調し、相手打者の反応を見ながら投球することに意義を感じています

開幕投手としての期待

彼は、開幕に向けた準備を怠ることなく、「開幕戦では結果を出すことが全て」と語り、大役を果たすための覚悟を示しました

過去の実績からも期待される開幕投手ですが、特に今季は正捕手の坂倉選手が負傷しており、捕手との連携も大切になります

昨季は先発23試合のうち、22試合で会沢選手とバッテリーを組んでおり、良好な関係を築いていました

初の春季キャンプからの成果

森下は、今季の春季キャンプで初日からブルペン入りを果たし、シート打撃に初登板した際には最速150キロを記録するなど、調整が順調に進んでいます

これにより、開幕投手の座を手に入れる運びとなりました

心構えと今後の展望
森下は冷静を保ちながらも、開幕戦に向けて確実に準備をしていく意気込みを見せ、「スタートでつまずかないようにする」と語り、開幕戦に向けた緊張感を漂わせています

森下投手の開幕に向けた準備は、彼自身の成長や信頼の証とも言えます。持ち球を試す実戦では、彼の真の力が試される場でもあり、開幕戦でのパフォーマンスが期待されます。捕手との連携が少し不安要素となりますが、チーム全体の力を合わせて勝利を目指す姿勢がしっかりと見て取れます。
キーワード解説

  • 全球種とは?:ピッチャーが投じるすべての球種を指し、直球や変化球を含む。各投手が持つ特有の球種や投球技術が存在し、打者に対して投げ分けることで優位に立つことが求められる。
  • 開幕投手とは?:公式戦初戦の先発ピッチャーのことで、チームの代表的な投手が務めることが多い。チームのスタートを切る重要な役割を担っている。
  • シート打撃とは?:実戦形式で行う練習の一つで、投手が実際の試合さながらに打者に投球し、打者がそのボールを打って反応を確認するもの。

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