寺西は「今持っているものをいい風に見せようとせず、真っ向勝負で向かっていけたら
どこまで通用するかを実践してみたい」と意気込みを語った
初の実戦での挑戦
寺西は春季キャンプ地である宮崎で行われた練習試合・斗山戦を経て、プロとして2度目の実戦に臨む彼は「プロ野球12球団、どの打線もすごいと思うので
この時期に経験できることに感謝し、充実した時間を過ごせるようにかみしめてやりたい」と述べており、巨人打線との対戦に対して強い期待を寄せている
ショートイニングでの戦略
寺西は長いイニングではなく、ショートイニングでの投球を予想されている「短いイニングになると思いますけど、初回から腕を振っていけたら」とし、初回から積極的に攻める姿勢を示した
開幕1軍への思い
今季の開幕1軍入りについての思いを尋ねられた寺西は、「ベストは本当にうれしいんですけど、今の実力でそんなにビシャビシャ抑えられるとは思っていないので、課題も見つかると思いますし、これからにつなげられるように」と地に足を着けた姿勢を見せた一方で、同じドラフト同期の5位指名の東山(ENEOS)と6位指名の片山(NTT東日本)がそれぞれオープン戦初登板で1回無失点の好投を見せる姿に、「2人がいいピッチングをしていてすごいなと思ったので、自分も続けるように頑張ります」と刺激を受けていることを明かした
寺西投手のオープン戦初登板に向けた意気込みは、彼の成長と課題克服への強い意識を感じさせます。特に、他の同期選手の好投に刺激を得ている点は、プロ野球の厳しさと仲間との競争を反映しています。このような前向きな姿勢が、彼のさらなる成長につながることでしょう。
キーワード解説
- オープン戦とは?プロ野球シーズンが始まる前の試合で、選手の調整やチーム編成などを確認するための公式戦ではない試合のことです。
- ショートイニングとは?通常のイニングよりも短い投球イニングのことを指します。特に先発投手がまだ調整段階にある時期に行われることが多いです。
- 課題とは?選手が試合を通じて改善が必要な点やスキルのことで、成長のためには必ず乗り越えなければならない障害です。

