この試合は兵庫県の阪神甲子園球場で、第1試合(午前9時開始予定)として行われます
勝利すれば2回戦では壱岐(長崎)と東洋大姫路(兵庫)の勝者と対戦することになります
抽選会では、西村銀士主将が自らくじを引く場面があり、「広島商業高校、19番です」と落ち着いた声で発表しました
横浜清陵は21世紀枠で選出され、今回は選抜大会初出場となります
彼らの選考理由には、「公立高でも強豪校に通じるモデルケースとなる」といった意義が込められていました
抽選後、西村主将は「どのチームとも対戦してやることは変わらない
チームメートからの信頼を受け、楽な気持ちで会場に入ることができた」と語り、チーム全体の士気の高さを示しました
指揮を執る荒谷忠勝監督も、横浜清陵について「選手たちが自主的にチーム作りを行っている部分が似ている」と語り、両チームの共通点を強調しました
西村主将は、「とにかく粘って塁に出たい」と強い意気込みを見せました
広島商業高校の選抜大会出場は3年ぶり、今回で23回目です
前回の2022年はコロナ禍の影響で初戦を勝ち抜いたものの、陽性者が出たため2回戦への進出を辞退せざるを得ませんでした
今回の選抜大会で広島商業が再び注目を浴びることは間違いありません。特に3年ぶりの出場を果たし、選手たちの意気込みやチームの結束が試される時です。横浜清陵との対戦も注目されており、両チームの戦略がどのように発揮されるのか、興味深い試合が期待されます。
キーワード解説
- 選抜大会とは?:日本の高校野球で行われる大会で、全国から選ばれた高校が集まる。通常には地方予選を経るが、特別な枠も用意されている。
- 21世紀枠とは?:特別な選考基準で選ばれる高校のこと。公立校も含む多様な教育環境を反映した枠で選ばれる。
- 甲子園とは?:日本の高校野球の聖地とも言える球場で、全国大会が頻繁に行われる。
- 粘るとは?:試合中にあきらめず、食い下がること。相手にプレッシャーを与え続ける意志を持つことを指す。