日本ハムの松岡洸希選手、育成から支配下昇格で新たなスタートを切る

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日本ハム、育成右腕・松岡洸希が支配下昇格を果たす

日本ハムファイターズは8日、育成選手として活動していた松岡洸希投手(24)の支配下昇格を正式に発表しました

松岡選手は新たに背番号「93」を背負い、本拠地のエスコンフィールド北海道で行われた会見に臨み、支配下選手としての重みを感じ取った様子で、「背番号の桁が一つ減るだけで、すごく重みを感じる

自分は直球が魅力

一歩一歩のぼって守護神をつかめたら」と意気込みを語りました

彼は独立リーグ・埼玉から2020年のドラフトで西武に入団しましたが、2022年オフに現役ドラフトで日本ハムに移籍

その後、2023年オフには結果を残せず育成契約に降格されました

松岡の通算成績は1軍での7試合登板で0勝0敗、防御率は12・00と厳しいものでした

しかし、2024年に入ってからは、150キロ台中盤の速球を武器に実戦で良好なアピールをしており、特に今月5日のオープン戦・西武戦では1イニングを3者凡退に抑える素晴らしい投球を見せました

この投球に対し、新庄剛志監督(53)は「ボールに勢いがあり、変化球も打者が振りにいく手前で曲がるようになった」と評価を与えています

同会見には栗山英樹CBO(63)も同席し、「今のボールを見ていたら、大きく花開く可能性が高い

1軍の勝利に貢献してくれるイメージをチーム全員が持った

ファイターズに松岡あり、と示してくれると信じている」と松岡選手への期待を寄せました

松岡洸希選手の支配下昇格は、彼の努力とチームの期待を示す重要な出来事です。松岡選手は独立リーグ出身で、育成契約を経て支配下選手に昇格しました。この過程からも、彼の粘り強さや成長が見て取れ、ファンからも期待される選手となることでしょう。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球の選手として成長する可能性があるが、まだ十分な成績を残していない選手を指します。そのため、支配下選手よりも契約の条件が異なります。
  • 支配下選手とは?:支配下選手は、プロ野球チームに正式に契約を結んでいる選手のことを指し、試合に出場できる権利があります。育成選手から昇格することは、選手にとって大きなステップです。
  • 防御率とは?:防御率は、投手の成績を示す指標で、1試合あたりどれだけの得点を許したかを表します。低い数字ほど優れた投手とされます。

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