試合を通じてボール先行の場面が目立ち、2四球を与えるなど、課題も残した
初回は力強いスタート
早川は立ち上がり、先頭打者の岸へ初球で150キロの速球を投げ込み、序盤から力強いパフォーマンスを見せた3回までは四球を与えるものの安定感を保ち、相手打線を無安打に抑える快投を見せた
四回に急変
しかし、四回に入ると試合の流れが変わった先頭の仲田に左前打を許し、その後1死を取り、4番の村田には中堅方向へ適時二塁打を許した
続いて6番の蛭間にも中前適時打を浴び、この回に2失点を喫した
これにより、早川の好投が一転し、試合の結果にも影響を及ぼす可能性が出てきた
開幕投手の大役への期待
早川は、今シーズンの初実戦である1日の広島戦で3回無失点の投球を見せており、そこからの期待が高まっていた試合後、三木監督から2年連続での開幕投手を任されることが発表され、選手自身にとっても大きな自信につながるはずだ
早川隆久選手のオープン戦でのピッチングは、開幕投手としての期待が集まる中で、良い部分と改善が必要な部分が見えた試合でした。特に四回の失点は、今後の課題としてしっかりと取り組むことが求められます。開幕が近づく中で、さらなる成長を見せてほしいところです。
キーワード解説
- 開幕投手とは?野球チームのシーズン最初の試合に先発する投手で、チームの顔とも言える重要な役割を担います。
- オープン戦とは?シーズン前に行われる試合で、選手のコンディション調整やチーム戦力の確認が目的です。
- 四球とは?投手がボールを投げた結果、バッターがボールを打たずに1塁に進むことで、ピッチャーにとっては良くない結果です。