この試合は、森下にとって自身初の開幕投手としての重要なシーズンを迎えるにあたって意味のある試合となった
投手にとってオープン戦は試運転とも言える機会であり、開幕に向けての仕上がりを確認する重要な場である
森下は「マツダスタジアムで投げることができて良かった
とにかく全球種しっかりと腕振って投げることを意識した」と語り、その内容に対して「まあまあです」と自己評価を述べた
自身のパフォーマンスを冷静に分析している
試合の詳細
初回からの安定感
初回はわずか7球で3人を打ち取るという素晴らしい立ち上がりを見せた森下しかし、2回には2安打を浴びるも無失点に抑えた
3回に関しては、1死一塁の場面から西川選手に適時二塁打を許し、初失点を記録した
森下は「ランナー出してからカウント悪くすることがあったので、その辺を直していけたら」と課題を挙げ、今後の成長に向けた姿勢を見せた
新井監督の信頼
森下は6年目のシーズンを迎え、今年は新井監督から「引っ張ってみろよ、やってみろよ、という気持ち」で開幕マウンドを任されたこのような信頼を得ることは、選手にとって非常に大きなモチベーションとなる
森下は「登板数も少なくなってくる
その中でもっといいものを出せるようにやりたい」と更なる向上心を燃やしている
森下投手の今季初実戦は、今後の開幕に向けて非常に重要な試合でした。特に初回は完璧に抑えた一方で、課題が見つかったことも事実です。しっかりと自分の状態を把握し、次の試合に向けた意気込みが感じられる内容でした。
キーワード解説
- オープン戦とは?野球においてオープン戦は、実際の試合を通じて選手の調整やチームの戦力確認を行うための試合です。
- 全球種とは?投手が持つすべての球種のことで、ストレートやスライダーなど様々な投球を指します。
- 自己採点とは?自分自身の行動やパフォーマンスを評価することで、改善点や成功点を見つけるプロセスです。