試合は、DeNAが4点を追う展開となっていたが、8回表に京田陽太（30）と山本祐大（26）の適時打で2点を奪い返した
続く9回には、梶原昂希（25）の適時打、そして内野ゴロで同点に追い付き、最後は勝又温史（24）の適時打で逆転に成功した
一方、DeNAの開幕投手が予想される東克樹（29）は、前日の試合で先発したものの、前川右京（21）に先制の2ラン本塁打を浴び、最終的には4失点を喫し、6-0で完封負けとなった
しかし、今回の試合の先発である大貫晋一（31）は、オープン戦では2度目の登板
彼は前回、6回から救援登板し、3イニングで4つの三振を奪うという好投を見せていた
大貫は立ち上がり、阪神の打線を抑えていく
最初のイニングでは、1番・近本光司（30）を空振り三振に仕留め、続く中野拓夢（28）は投手ゴロ、3番・佐藤輝明（25）を一ゴロに打ち取って三者凡退
だが、3回裏に8番・小幡竜平（24）に安打を浴び、続く9番・島田海吏（29）の打球をフィルダースチョイスとして無死一、三塁のピンチを招くこととなった
この危機に対し、近本は捕手の山本からの送球が悪送球になるなどのミスもあり、先制点を奪われてしまった
その後、DeNAも4回表にチャンスを作ったが、得点を奪うことはできず、結局大貫は4回63球を投げ、3安打4奪三振1四球1失点の成績でマウンドを降りた
試合が進むにつれて、DeNAの打線は阪神の先発・門別啓人（20）を捉えられず、スコアが静かなまま時間が過ぎる
5回裏、育成選手の庄司陽斗（23）が登板するがピンチを迎える
その後、佐藤輝に2点適時二塁打を浴び、さらに大山悠輔（30）にも適時打を許してしまい、4点目を失った
しかし、終盤に差し掛かるとDeNAは反撃に出る
8回表に梶原の四球、そして蝦名達夫（27）の失策により無死一、二塁の好機を作り、京田、山本がそれぞれ適時打を放つ
9回に入ってからも攻撃の手を緩めず、梶原の適時打、蝦名の内野ゴロで同点に追い付き、最後の打者・勝又が逆転打を放つ
試合は9回裏の阪神側の攻撃を防ぎ切って終了し、DeNAは土壇場で勝ち越しを果たし逆転勝利を収めた
今回の試合ではDeNAが逆転勝利を収めたことが注目される。彼らは苦しい展開から打線がしっかりとつながり、最後には勝ち越しに成功した。一方で、阪神は先制するもその後の守備のミスが目立った。特にフィルダースチョイスによるピンチの招き方は今後の課題と言えそうだ。
ネットの反応
試合後のコメントでは、勝利したものの不安要素についての指摘が多く見受けられました
ファンからは、勝利が嬉しい一方で、エラーや誤審のおかげでの逆転勝利であったため、反省点があることを強調する声が上がっています
特に選手個々のパフォーマンスが焦点に当てられ、若手選手の努力が評価されているものの、開幕に向けての改善が求められるという意見が多かったです
例えば、先発投手の庄司選手については、評価されつつも、2軍でのさらなる練習が必要とされるコメントがありました
また、山本選手や加藤選手の守備についても、改善の余地が残されていると指摘されています
逆に、代打で活躍した勝又選手には期待が寄せられ、一軍定着への希望が感じられます
オープン戦とはいえ、若手中心のメンバーでの試合展開は、ファンにとっても「ベイスターズらしさ」を感じるものとなり、今後の成長に期待が高まります
しかし、選手たちには打撃や守備における課題が残っており、シーズンに向けての調整が必要とされています
選手たちが成長し、チーム全体がより強くなることを期待されている雰囲気が伝わってきました
ネットコメントを一部抜粋
勝てたとはいえ、というところですね。
試合展開としてはナイスゲームだった。
勝ったけど課題はたくさんあるな。
逆転勝ちしたのは良いことだよね。
ノーアウト満塁で点がとれないのでこんな展開になります。
キーワード解説
- オープン戦とは？プロ野球におけるオープン戦は、シーズン前の調整や選手のコンディションを確認するための試合です。
- 適時打とは？適時打とは、走者を進塁または得点させることができるタイミングで打つヒットのことです。
- フィルダースチョイスとは？フィルダースチョイスは、守備側の判断ミスによって走者が進塁したり、出塁を許したりする状況のことを指します。
- 四球とは？四球とは、投手が4球以上のボールを投げて走者が無条件で出塁することを意味します。
