西川のオープン戦打率は・385に達し、その勢いは依然として衰えない
3回の攻撃では、2死二塁の場面で登場した西川がソフトバンクの先発投手・上沢に対してカウント2-1からの4球目を中前に運ぶ先制適時打を放った
「低めのボールだったんですが、うまくいいゾーンに飛んでくれたと思います」と、その内容を振り返る西川の表情には自信が見えた
また、5回には2死二、三塁の状況で再びチャンスを迎える
西川はフルカウントの末、左腕・田浦の低めのチェンジアップを見極めて四球を選択
この選球眼は、状況を的確に分析した結果であり、「一塁が空いている状況で、ピッチャーの傾向としてチェンジアップか内の真っ直ぐで勝負してくることは想像していた」と語った
満塁となったことで、中村奨の2点適時打や、ドラフト2位・宮崎(ヤマハ)の代打適時打を呼び込み、チームの得点に貢献した
吉井監督は西川の先制打を評価し、「2アウトの状態で、ランナーを還してくれて、ああいう勝負強さがある選手だと信じていたので、結果が出て良かった」と目を細めた
好調の秘訣を問われた西川は、「今までやってきたことを自信を持ってやっているだけです」と答え、実践の中で練習の成果をしっかりと発揮できていると強調した
この記事からは、西川選手の活躍と、ロッテの攻撃力の向上を強く感じます。特に彼の先制打や四球の選び方は、チームに大きな影響を与えることが分かります。また、監督の評価も高く、今後の投打の連携に期待が持てる内容でした。これからの試合でも彼のプレーを目の当たりにできることを楽しみにしています。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:プロ野球チームが選手を選ぶ際、最初に指名される選手のことを指します。特に目立った成績を持つ選手が選ばれることが多いです。
- オープン戦とは?:プロ野球における公式戦前の調整試合のことです。選手たちは調子を上げたり、役割を確認するためにプレーします。
- 適時打とは?:ランナーがいる状況で、打者がヒットを打ち、そのランナーをホームに帰すことができる打撃のことを言います。
- 選球眼とは?:打者が球を打つ際に、水平に366度を見る能力のことです。良い選球眼を持つ選手は、ボールとストライクをしっかりと判断できます。