東北楽天ゴールデンイーグルスの関連記事

楽天新人・宗山が草薙球場で歴史を感じながらマルチ安打を達成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇8日 オープン戦 楽天2―3西武(静岡・草薙) 楽天のドラフト1位新人・宗山塁内野手(22)=明大=が静岡市の草薙球場で、オープン戦に初めて出場し、2試合ぶりにマルチ安打を記録した

宗山選手は、1回に右前打を放ち、4回には中前にクリーンヒットを重ねている

草薙球場の歴史に触れる

草薙球場は、1934年に開催された日米野球で、日本の伝説的投手・沢村栄治がアメリカの球聖ベーブ・ルースと対戦した地としても知られ、今日のプロ野球の歴史と伝統を象徴する特別な場所である

球場前には、この伝説的な対決を記念するモニュメントが設けられている

沢村栄治とは?

沢村栄治は、1930年代に活躍した日本の野球選手であり、特にピッチャーとしてその名を轟かせた

彼のプレーは、当時の日本野球界に衝撃を与え、多くのファンを魅了した

宗山選手の思い

宗山選手は、歴史的なこの球場に立てたことについて「沢村栄治さんが戦争の時に手りゅう弾を投げていたという話は聞いたことがある

すごい時代だな」とコメントし、過去の選手たちへの敬意を表明した

「本当に、その当時の人たちが今の時代の練習環境で野球をやっていたら、どんな選手になっていたのか分からないぐらいすごいと思う」と述べ、平和な時代に感謝の意を示した

静岡との関係
静岡県は、宗山選手にとってもなじみ深い地である

大学時代には毎年、同県沼津市で春季キャンプを行っており、「この時期にまたここで野球ができることはうれしい」と喜びを表した

さらに、宿舎で地元の名物・静岡おでんを楽しんだことも明かし、「おでんは大根が好きです」と笑顔を見せた

しかし、静岡おでんの特長である『黒はんぺん』はまだ食べていないそうで、今後の楽しみを残しているようだ

今回の宗山選手の活躍は、彼自身にとっても大きな意味を持つもので、初めての草薙球場での試合が人生における特別な記憶として残ることだろう。また、草薙球場の歴史を感じながらプレーできることは、今の選手たちにとって貴重な経験であり、昔の選手たちへの感謝の気持ちをこの場で表現できたことも、野球の魅力を再確認させるものであった。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?
  • 草薙球場とは?
  • 沢村栄治とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。