この日は新入団選手お披露目セレモニーが行われ、中日戦に臨んだ日本ハムでは、ドラフト1位で入団した柴田獅子投手(18=福岡大大濠)が「3番DH」としてスタメンに名を連ねました
残念ながら“プロ初安打”はお預けとなりましたが、彼のパフォーマンスにはさらなる期待が寄せられています
同試合にはドラフト3位の浅利太門投手(22=明大)や、6位の山城航太郎投手(22=法大)も中継ぎとして登板し、若手投手たちの成長が見られました
柴田選手の試合振り返り
柴田選手は、2度の凡退に直面しながらも、「楽しかった」と語り、試合の充実感を表現しました「オーダー発表では大きな歓声が聞こえ、緊張感もあったが、早く打席に立ちたいというワクワク感が強かった」と述べ、ファンからの応援には心を打たれた様子でした
この日の相手投手は、23年にアスレチックスで開幕投手を務めた201センチの長身左腕、マラー選手
柴田選手は、初回の第1打席で2ボールから151キロの直球を見逃し、続く150キロの球には反応したもののファウルに終わりました
彼は「落差のある球に驚いた」と評価し、「パワー不足を実感した」と反省の言葉も
第2打席目では、カットボールの難しさを感じながら、一ゴロに倒れましたが、監督は彼のスイングに期待を寄せ、「これからが楽しみ」とコメントしました
柴田選手自身も「経験とパワーが必要だ」と繰り返し、これからさらなる成長を目指す覚悟を見せました
今回のオープン戦での柴田獅子投手の試合は、若手選手の成長が見える良い機会でした。彼の明るい人柄や前向きな姿勢は、ファンやチームメートからの期待を集めています。経験不足を素直に認め、成長への意欲を見せる柴田選手には、これからの活躍が楽しみです。
キーワード解説
- プロ初安打とは?プロ初安打は、選手がプロ野球の試合で初めてヒットを打つことを指します。これは選手にとって重要な成長の一歩です。
- カットボールとは?カットボールは、投手が投げる球の一種で、ストレートのように見えるがバッターに近づく際にわずかに横に変化する球種です。
- 中継ぎとは?中継ぎは、試合中に先発投手の後に登板する投手のことで、主に試合の流れを変える役割を担います。