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広島・森下暢仁投手がオープン戦での初登板を振り返る

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 「オープン戦、広島0-1ヤクルト」(8日、マツダスタジアム)において、広島の森下暢仁投手が今年初の対外試合に臨みました

彼は、開幕投手としての役割を初めて担うことが決まっています

3回を投げ、4安打1失点という成績を収めました

試合後、森下は「まずはマツダスタジアムで投げることができて良かった」と淡々とした表情で振り返りました

 試合は初回から始まり、彼は持ち味である低めの制球を発揮し、最初の2イニングでは得点を許しませんでした

しかし、3回に入ると、彼の投球が一変しました

「ちょっと高めに全部の球が浮いてしまった」と述べており、1死一塁の場面で西川選手に内角直球を捉えられ、右中間を破る適時二塁打を許しました

「最後の球は弱くなって打たれてしまった」と反省の言葉もありましたが、開幕までの時間を考えると、修正点が見つかることはプラスと言えるでしょう

 試合中、森下は全ての球種を投じたことも強調しています

「全部でカウントは取れていたので

あとは配球をしっかり考えてやりたいと思う」と未来へ向けた意気込みも見せており、開幕に向けた準備は順調に進んでいるようです

森下投手のオープン戦初登板は、感情的な要素を排除した冷静な試合運びが印象的でした。3回途中の失点はありましたが、実際には投手にとって試運転の場です。自分の弱点を見つけられたことは、開幕に向けて貴重な経験と言えるでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:オープン戦は、プロ野球チームがシーズン前に行う練習試合のことを指し、選手の調整や戦術の確認を目的としています。
  • 配球とは?:配球は、投手がどの球種を投げるかを考えることで、打者に対して有利な状況を作り出す戦略を指します。
  • 制球とは?:制球は、投手が自身の投げる球を狙った位置に正確に投げる技術です。誤った位置に球が投げられると、打者に得点を許しやすくなります。

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