甲子園名物「ジェット風船」、6季ぶりに期間限定復活
＜オープン戦：阪神－巨人＞◇9日◇甲子園 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への対策として、一時休止していた甲子園の名物である「ジェット風船」の飛ばしイベントが、6シーズンぶりに限定復活を果たしましたこの復活は、今年行われる2度の検証実験の初日となり、来場者には空気入れが付いた風船が2個入りで無料配布されました
開門と同時に、その風船はファンたちの手に渡り、熱気が高まりました
復活の様子とファンの反応
このジェット風船は、従来通り、7回裏の阪神の攻撃が始まる前に、選曲された音楽とともに一斉に飛ばされます過去の運用では、風船の飛ぶ姿を確認するために、点滅するLED照明を用いたグラフィック表示や、笛の音を流して「模擬ジェット風船」の演出が行われていました
しかし、今回の本物の復活に対しては、ファンから多くの歓迎の声が寄せられました
反対意見と懸念事項
しかし、意外にも「ジェット風船」に対する反対意見も根強く残っています昔の仕様では、口から空気を吹き入れる形だったため、他人の唾液がついた風船が空中に舞うことに不快感を示す観客も少なくありませんでした
このことから、「唾液爆弾」といった揶揄も存在しました
今回配布された風船には、付属のポンプで空気を入れる仕様に変更されており、唾液の心配は軽減されましたが、将来的に本格復活する際には非公式の風船の中には口で空気を入れる人もいるかもしれません
そのため、SNS上で反対意見を表明するファンの中には、「ポンプを使用するルールを徹底することが重要だ」との声も多数見受けられます
今回のジェット風船の復活は、阪神ファンにとって喜ばしいニュースですが、同時に反対意見も根強く存在することを見逃してはいけません。安全性や衛生面への配慮から、多くのファンがルールの徹底を望んでいる点が印象的です。ファン同士が意見を交換しながら、この文化を保ち続けることが求められます。
ネットの反応
阪神タイガースが甲子園でのジェット風船の復活を検討している中、多くのファンから不安の声が寄せられています
主に、ルールを守らない行動や、特に酒を飲んだ際に起こり得るトラブルへの懸念が目立ちます
コメントの中には、「酒に溺れたオッサンが絶対に口で風船を膨らます」といった意見があり、風船の使用に関して不安を抱く声が多いのが特徴です
また、過去にはタバコの煙を使って風船を膨らませる行為があったというエピソードも語られ、ルールを破る人の存在が懸念されています
さらに、他球団のジェット風船の復活と比較し、阪神ファンに特有の「傾向的にルールを守れない」という意見もあり、常に問題が起きるのではないかという心配が浮き彫りになっています
「ポンプ付きの風船があるのに、口を使って膨らます理由が分からない」といった貴重な意見もあり、多くのファンは新しいルールの順守に懸念を持っています
一方で、ルールを守るための具体的な提案も出されています
「違反者は動画で晒す」「酒の入った阪神ファンがルールを守るとは思えない」といった意見がある一方で、他のアイデアとして「ジェット風船デイ」を「ノンアルコールデイ」にする提案がありました
これは、アルコールと風船どちらを優先すべきかを考慮した意見です
結局のところ、風船の復活が安全で楽しいイベントになるのか、ルールを守る文化を作ることができるのかが重要課題です
ファンたちのさまざまな意見からは、過去の問題を繰り返さないための強い呼びかけが求められています
ネットコメントを一部抜粋
無くしてはいけない伝統
絶対にルールを守らない。酒に溺れたオッサンが絶対に口で行きよる。
楽天も昨年ジェット風船を復活させましたが、現地では口で吹き入れないようかなり強めに呼びかけている。
口で膨らますことができないように空気口を吐くぐらい苦くしたらいいと思う。
皆さんのコメを拝見する限り、酔っ払いの凶行を懸念されている方が多いですね。
キーワード解説
- ジェット風船とは？ 野球の試合中にファンが空に飛ばす風船のことで、特に阪神タイガースの試合で有名な応援スタイルです。
- 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）とは？ 2019年末に発生した新型のウイルスによる感染症で、世界中に広がり大きな影響を及ぼしました。
- LED照明とは？ 発光ダイオード（LED）を使用した照明装置のことで、電力消費が少なく、長寿命で鮮やかな色彩を実現できます。
