ソフトバンクがオープン戦で見せた粘り強さと新任コーチの手腕

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆オープン戦・ロッテ5―5ソフトバンク(9日、ZOZOマリン)【記者コラム/好球筆打】オープン戦の初戦と2戦目において、ソフトバンクは試合終盤に逆転勝利を収め、その勢いを持続させた

しかし、9日の試合では一時逆転を許したものの、8回に同点に持ち込み、最終的には引き分けに終わった

この試合の粘り強さを評価する声も多く、2025年型のチーム作りを進める小久保監督も手ごたえを感じていることでしょう

開幕カードで対戦するロッテ相手に、今回は2勝1分けといった結果を残し、まずまずの歩みを見せています

試合中には周東選手が守備中に交錯し、一時は心配される場面もありましたが、大事には至らなかったようで、ファンもほっとしているでしょう

オープン戦は選手個人のパフォーマンスに目が行きがちですが、首脳陣の調整も重要です

ソフトバンクでは新任の大西崇外野守備走塁兼作戦コーチが重要な役割を担っています

特に、三塁ベースコーチを任されることから、その動きに注目が集まっています

試合前の練習では、選手の打撃や走塁の質を細かくチェックし、意見交換を行っています

コーチとしての経験は豊富で、瞬時の判断が勝敗を左右するため、選手情報の把握は欠かせません

特に巨人や中日、侍ジャパンでの経験を積んできた大西コーチにとって、ソフトバンクでの活動は新たな挑戦です

また、大西コーチはこの日のウォーミングアップ前、中村選手の走力の高さについても語りました

8日の試合で、彼が二塁走者として本塁を狙った際、コーチの指示が遅れたにもかかわらず見事に得点に結びつけたことに驚きを表明

こうした走塁には連携の約束事が必要であることも改めて確認されたようです

今回の千葉での3連戦は、パ・リーグ本拠地でのオープン戦は今回が最初で最後の機会となりますが、その中でも確かな成果を得て福岡に戻ることができそうです

この経験は、シーズンへ向けた最大の収穫とも言えるでしょう

この記事からは、ソフトバンクのチームの取り組みや選手の技術向上の重要性が感じられます。新任のコーチも含め、チームが一丸となり、シーズンに向けて努力している姿勢が浮き彫りになっています。こうした準備が今後の試合にどう影響するか、非常に楽しみです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:オープン戦は、プロ野球のシーズン前に行われる非公式の試合で、選手の調整や戦力の確認を目的としています。
  • 三塁ベースコーチとは?:三塁ベースコーチは、打席の選手や走者に対して進塁の指示を出す役割を持つコーチです。瞬時の判断が求められ、ゲームの展開に大きく影響します。
  • 走塁とは?:走塁は、守備の選手を避けながらベースを回る技術や戦略のことを指し、試合の勝敗を決定づける要素の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。