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田中将大、オープン戦で復帰の兆しを見せる

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◇9日 オープン戦 阪神2−8巨人(甲子園) 巨人の田中将大投手が、甲子園で行われた阪神戦で復活の足音を響かせた

この試合で田中投手はオープン戦3度目の先発となり、3イニングを投げて1失点を記録した

最終イニングの3回には併殺崩れの間に初失点を喫したが、強力な阪神打線を相手にまずまずの投球内容を披露した

試合場には多くの観客が詰めかけ、田中投手がマウンドに上がると大歓声が上がった

阪神ファンからも温かい拍手が送られ、田中投手自身も「驚きました

タイガースファンの方からああいう歓声があるとは思っていなかったので、うれしかったです」と感激を語った

彼は駒大苫小牧高時代に2年夏に全国制覇を果たし、3年夏には準優勝を経験しており、甲子園との深い繋がりを持つ

しかし、田中投手は投球内容に対し厳しい評価を下した

「満足のいくものではなかった

特に今日は」とコメントし、初回に先頭打者にストレートの四球を与えたことを反省点として挙げた

同様に3イニングを通じて先頭打者を出してしまったことにも言及し、「締めるところをしっかり締めないといけない」と語った

彼のストレートの最速は145キロで、「この時期としてはまあまあだが、もっと高めを目指す」と、更なる自己成長への意欲を見せた

阿部監督は「エンジンがかかるのが遅いのかなと思って見ていた」とし、立ち上がりに関する不安を公式に表明した

次回の登板は16日のカブスとのプレシーズンゲームで、その試合に向けた期待感を田中投手自身も表している

久しぶりにメジャーリーグのチームを相手にするこの試合は、彼にとって大きなステップとなることが期待される

今回の試合における田中将大投手の投球は、復帰に向けての手応えが感じられましたが、未だ課題も多いことが分かりました。特に先頭打者を出してしまうのは、試合のリズムを壊す要因となります。次回の登板でどのように改善してくるか、観る側としても期待が高まります。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:オープン戦は、公式野球シーズン開幕前に行われる試合で、チームの調整や選手の状態を確認する重要な機会です。
  • ストレート:ストレートは、ピッチングの基本的な球種で、直線的に飛ぶ速球です。コントロールとスピードが問われる投球スタイルです。
  • 併殺:併殺は、一度の投球で二人のランナーをアウトにするプレーを指します。守備の連携を問われるプレーで、試合の流れを変える重要な場面となります。

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