黒木は、4回から2番手で登板し、ドラフト1位の宗山塁内野手(22=明大)との対決に注目が集まった
彼は最初にカーブでボール球を続け、その後、4球連続で直球を投げ込んだ
相手打者の反応を見たかった黒木は、「初対戦だからこそ、どれだけの対応ができるのかを確認したかった」と語る
続いて、得意のカーブで宗山を空振り三振に仕留め、3番の辰己選手と4番の浅村選手も含め、スコアボードに「0」を刻むことに成功した
黒木はオリックスと日本ハムを経て、育成選手として西武に入団した
30歳という年齢での育成選手としての立場は、一般的には若手選手とは異なり、責任感や結果を求めるプレッシャーが大きい
過去の経験を生かし、結果を出すことを重視している
彼は「試したいこともあるが、結果を出すことが先決」と強調した
先日の日本ハム戦では、古巣相手に投げた際、レイエス選手に死球を与えてしまう痛恨のミスも経験した
黒木はその後、謝罪したところ、レイエス選手は笑顔で迎えてくれ、SNSにもツーショットを投稿
「彼はとてもナイスガイ」と称賛する言葉を寄せた
黒木は、レイエスとの友情がさらに深まったことに感謝し、今後の対戦を楽しみにしている
このオープン戦でのプレーは、黒木にとって重要な試金石となり、彼は公式戦での約束を果たす準備が整いつつある
黒木優太投手の経験は、プロ野球選手としての成長だけでなく、チームメートとの友情を深める良い機会にもなっています。競い合うだけでなく、仲間とのコミュニケーションを大切にする姿勢が、彼自身の成長を後押しするでしょう。試合のプレッシャーや責任感を抱えつつも、フレンドリーな関係を築くことができるのはプロ選手にとって大切なことです。
ネットの反応
今回のコメントでは、育成選手である黒木優太投手と日本ハム・レイエス選手とのエピソードを中心に、多様な反応が見られました
黒木投手は、レイエス選手にデッドボールを当ててしまったものの、それ以外では好投を見せ、今後の活躍に期待する声が上がっています
特に、レイエス選手を応援しようと考えるコメントが目立ち、両選手の人間性に触れる意見もありました
その中には、「レイエスは殴らないだろう」という意見や、「レイエス選手の人柄が素晴らしい」という賛同の声がありました
デッドボールの件については、故意ではなく相手を傷つけるつもりで投げていないという理解が得られているようで、黒木投手の投球スタイルに対する期待もある一方で、プロとして十分なコントロールが必要だという指摘もありました
また、育成選手は必死であるが、試合に出ている相手選手との関係を考えた行動も求められるとの意見もあり、慎重さや責任感の重要性が示唆されています
これらのコメントからは、両選手の次の対戦や今後のシーズンへの期待が感じられました
ネットコメントを一部抜粋
黒木はレイエスのデッドボールはあったけど、それ以外は今日同様ナイスピッチングだったし普通に勝ちパターンかそれに近いところで投げてくれそうだよな。
こういうのを美談にするなよ。
試合を見たわけではないですが、記事を読んで日本ハムのレイエス選手を応援しようと思った。
殴られても良いやで当てるのってほとんど犯罪行為では?
自分は日ハムファン。次の戦い、シーズンに入っても2人の対戦楽しみです。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンは、投手が実際の試合に出る前に投げ込みを行う場所です。試合の進行中でも選手がウォーミングアップを行うことができます。
- カーブとは?:カーブは、ボールがバッターに向かう途中で変化し、通常よりも遅い球速で落ちる投球です。打者にとって厄介な投球の一つです。
- 死球とは?:死球は、投手が打者に投げたボールが当たることで、打者が一塁へ出塁できる状況です。場合によっては、怪我のリスクも伴います。