読売ジャイアンツの関連記事

巨人・浅野翔吾選手、甲子園でのオープン戦で二安打二打点の活躍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆オープン戦 阪神2―8巨人(9日・甲子園) プロ野球オープン戦、阪神と巨人の一戦において、巨人の若手外野手、浅野翔吾選手(20)が見事な活躍を見せた

試合が進む中、期待される逸材は突如として振り返る瞬間を提供した

浅野選手は「開幕が近づく中で、最近、全然打ててなかった

これで打てなかったら終わりだな」と覚悟を決めたスイングで打席に臨んだ

打撃の復活

試合の初回、2点リードの状況で迎えた2死一、三塁の場面

浅野選手はバットを指から一分ほど短く持ち、相手ピッチャー西勇輝投手のすり寄るような132キロのスライダーを見事に捉え、左前適時打を放った

このヒットは、2月23日の広島戦以来、12打席ぶりの安打となり、「バットが折れながらだったけど良かった」と嬉しそうに話した

積極性を取り戻す

試合の打撃において、浅野選手は続けて3回にも活躍し、左中間への適時二塁打を記録した

高松商業時代には、甲子園の舞台で数々の打撃成績を収めており、今回の猛打によって自信を取り戻した様子が伺えた

「自分の良さはどんどん振っていくこと」と、再び積極的にスイングを行う姿勢が見えた

恩を返す決意

現在、巨人の外野には丸選手、キャベッジ選手、ヘルナンデス選手がいるため、レギュラー定着は厳しいが、浅野選手は「開幕してから打てるように」と意気込む

母校である高松商業は、今月18日からセンバツに出場するため、生徒たちへの支援を集めている

その際、浅野選手は「学校自体に恩を返せるように」と未来を見据えた誓いを立てた

専門家の見解
元プロ野球選手の掛布雅之氏は、浅野選手の打撃に確かな成長を見ている

浅野選手の打撃姿勢に思い切りの良さを評価し、昨季の経験やキャンプでの練習成果を挙げ、チーム全体の活性化にも寄与することを期待している

今試合での浅野選手の活躍は、プロ野球選手としての成長を示す重要なポイントだ。特に甲子園という大舞台で、自身が培った「振る力」を再確認できたことは、彼にとって自信の源泉ともなる。今後の試合でも、こうした積極的なプレーが続くことに期待したい。
キーワード解説

  • オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球チームが公式戦に向けた準備をするための試合です。選手の実力試験やチーム戦力の確認を目的としています。
  • 適時打とは?適時打とは、得点を挙げることができるヒットのことを指します。特にランナーがいる場面で打たれたヒットは価値が高いです。
  • 二塁打とは?二塁打とは、バッターが最初の塁を踏んだ後に二つ目の塁まで到達するヒットのことです。走塁技術の高さも求められるプレーです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。