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菅野智之、恩人の支えでメジャー挑戦を再燃

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オリオールズ・菅野智之、メジャー挑戦への再決意と恩人の支え

オリオールズの菅野智之投手(35)は、9日に放送されたBSテレ東の「BS25周年共同企画 今、BSが伝える野球 第五夜」に出演し、2023年に経験した野球人生のどん底からの復活を語った

菅野は特に、再びメジャー挑戦を目指す際の心の支えとなった恩人について触れた

2020年のオフには、新型コロナウイルスの影響でメジャー挑戦を断念せざるを得なくなり、その決断は非常に苦しかった

菅野は2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝において、米国相手に素晴らしい投球を披露し、その後も2年連続で沢村賞を受賞する活躍を見せていた

しかし、2023年には自己ワーストの成績となる4勝8敗を記録し、スランプの波に飲み込まれてしまった

そんな中で、菅野を再び前向きにさせてくれたのが、巨人の先輩である長野久義選手だった

菅野は「フルペンでも130キロちょっとしか出なくて、これはいよいよヤバいなって思った」と振り返り、長野からの「まだ全然いけるよ」という言葉が励みになったと語った

菅野は「自分に夢を見てくれる人がいるんだなと感じた」と長野の存在の大きさを強調した

長野自身も、菅野の才能を信じており、「彼は絶対やれる」とその可能性を語っていた

長野は、菅野がメジャーで投げる姿を見たいという想いを持ち続けており、その思いが菅野をさらに奮起させる要因となった

今シーズンのオープン戦では、菅野は3試合で7回を投げて無失点、7奪三振と素晴らしい成績を残し、開幕ローテーション入りに向けての準備を進めている

35歳の菅野は、恩人への感謝を胸に、開幕への期待を高める

菅野選手が自身の野球人生の中で直面した試練とそれを乗り越えようとする姿勢は、多くのファンに勇気を与えます。長野選手の支えも大きく、友人や仲間の存在がどれほど重要か改めて感じられる内容でした。
キーワード解説

  • メジャー挑戦とは?:アメリカのメジャーリーグでプレーすることを指し、多くのプロ野球選手にとって夢の舞台です。
  • 沢村賞とは?:日本のプロ野球において、最も優れた投手に贈られる賞で、その年のピッチング能力を示す重要な指標です。
  • スランプとは?:選手が思うようなパフォーマンスを発揮できない状態を指し、精神的な動揺や身体的な不調が原因で起こります。

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